2023.06.29

[Vol.1]リモートワークで秋田暮らしの体験レポート

[Vol.1]リモートワークで秋田暮らしの体験レポート

秋田県ではリモートワークにより、首都圏などでの仕事を継続しながら、過密な環境を離れ、秋田に生活の拠点を移す新しいライフスタイル「リモートワークで秋田暮らし」を推進しています。

移住には転職が伴うため、移住に躊躇している方も多いはず。そこで、秋田県ではリモートワークを活用し、就業場所に縛られない方に移住の提案をしています。コロナ禍を契機に、働き方やライフスタイルを見直している方には、この秋田県の進める“転職無き移住”がオススメです!

今回は「リモートワークで秋田暮らし」の魅力を探るために、Shisaly編集部が移住体験をしてきましたので、その様子をお伝えします。

由利本荘市、にかほ市の大自然に触れ合う移住体験

秋田県の南西部に位置する由利本荘市と、にかほ市で3泊4日の移住体験を実施しました。両地域は、西に日本海が広がり、南には「日本百景」や「日本百名山」に指定されている秀麗・鳥海山が聳えている自然豊かなエリア。

鳥海山の一年中解けることのない万年雪が、まるで絵画のような美しい景色を作り出します。



標高2,236mの鳥海山は、降水量が多く雨や雪を大地に蓄えているため、この地域に豊富な水をもたらします。この水のおかげで、両地域では稲作が盛んです。

訪れた時期は、ちょうど田植えシーズン。青々しい苗が綺麗に並ぶ、長閑な田園風景が広がっていました。田植えが終わったばかりで、まだ苗が小さい田んぼには、太陽の光が水面に反射し、鳥海山や海や雲が綺麗に映り込みます。このように水面に景色が映り込んだ田んぼを「早苗田(さなえだ)」と言うんだとか。

鳥海山の水の恵みは、農業だけでなく、観光業にも大きな魅力を与えています。

鳥海山付近には多くの滝が存在し、水の織りなす幻想を楽しみたいと観光客が日本全国から訪れるそうです。

その中でも特に有名なのが、にかほ市にある「元滝伏流水」。鳥海山に蓄えられた水が長い歳月をかけ、幅約30mの岩肌一帯から一日5万トンもの水が岩肌を這うように流れます。

こういった大自然が身近にあることも魅力のひとつ。今回訪れた場所以外にも観光名所は沢山ありました。

両地域は、日本海に面しているため海産物にも恵まれています。中でも、漁師さんが素潜りで採る天然の岩ガキが有名です。大きなものは手のひら程にもなり、夏の風物詩として人気を博しています。

この天然岩ガキは、鳥海山のミネラル豊富な伏流水の流れる海域で時間をかけて育つため、濃厚で旨みがたっぷりの岩ガキになるそうです。

今回は、そんな岩ガキが水揚げされるにかほ市象潟(きさかた)漁港で漁師体験をさせていただきました。定置網に上がった海産物を漁師さんと一緒に選別してきます。

定置網には、イカ、サバ、アジ、サケなど様々な種類の魚を漁獲できるそうです。今回は、残念ながら小ぶりのアジのみでした。これも自然を相手にしているからこその体験です。一方、大漁の時は漁師さんから魚がもらえる…かも?

この漁師体験は、にかほ市にあるゲストハウス「麓〼-Rokumasu」が提供している地域体験宿泊プランのひとつ。他にも農作業体験や蕎麦打ちなど田舎ならではの体験もあるんだとか。

にかほ市はこの他に、仕事も観光体験も捗る『HAGAIGUにかほワーケーション』も提供しているので、こちらもオススメです。

リモートワーク施設も充実

秋田県が推進している新しいライフスタイル“リモートワークで秋田暮らし”には、環境の整ったリモートワーク施設が重要です。そこで、実際に整備されている施設でリモートワークを実施してみました。

まずは、由利本荘市にある「本荘由利産学共同研究センター」で実施。この施設は、秋田県立大学本荘キャンパスと隣接しており、大学との共同事業等の拠点として使いやすい立地となっているほか、高速道路や駅、バスでのアクセスも良く通いやすい環境が整っています。

法人登記、住所登録、郵便物の受け取りもできるので、法人個人問わず使いやすい施設となっています。


 
窓を覗くとこんなも美しい田園風景が楽しめます。自然豊かな環境に囲まれているため、ストレスの少ない開放感のある環境で業務に取り組むことができるはずです。

次に、にかほ市にある象潟新産業支援センター「しまのま」でリモートワークを実施。

企業がサテライトオフィスを開設できるオフィススペースや、おしゃれで特徴的なコワーキングスペースがあります。今後は、共同利用が可能なカフェスペースなどの活用を予定しているんだとか。

さらに、しまのまの近くには、地域密着型のインキュベーション施設「わくばにかほ」もあります。こちらは廃校となった小学校を改修し、新たに創設された施設です。

ビジネス創出、企業活動の支援・活性化、人材活用、移住・交流の促進など様々な活動が生まれる地域密着型の共同利用ワークスペースです。

地域内のスタートアップ企業や、移住者など20〜40代の方が多く利用しています。

県内でも住みやすい地域

秋田県と言えば豪雪地帯で、積雪量の多いイメージではないでしょうか。しかし、県内でも海岸部と山間部では気候条件が全く異なるそうで、この両地域は積雪量が少なく住みやすいそうです。

豊かな自然と住みやすさから移住者も増加しているそうで、県内でも人気の地域となっています。

また、電子部品大手のT D Kの一大生産拠点となっており、多くの従業員が働く工場もあります。

最近では、由利本荘市に社員寮共用棟「ジバノジバ」が完成。この施設には、トレーニングマシンを並べたジムやレストランを備え、昼間は地域住民に開放されており、誰でも利用可能です。レストランは広々とした空間で、お昼時には賑わいを見せていました。

この施設のあるエリア内には今後、福祉施設や病院、小学校、商業施設などが建設される予定で、建設ラッシュに賑わっている様子。

海、山、川があり、長閑な田園風景が広がっている一方で、住みやすい市街地の姿もある、魅力的な地域なんだと実感しました。


 

最後に

秋田県の南西部を訪問した今回の移住体験。「リモートワークで秋田暮らし」のイメージや魅力が少しでも伝わればとレポート記事にしました。

県内には、由利本荘市とにかほ市以外にも魅力的な地域がまだまだ沢山あります。

Shisaly編集部は、今後も秋田県の別地域を訪問し、移住体験をレポートしますので、次回もお楽しみに!

リモートワークで秋田暮らし公式ページはコチラ


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