2022.11.29

持続可能な開発目標(SDGs:エス・ディー・ジーズ)とは?

持続可能な開発目標(SDGs:エス・ディー・ジーズ)とは?

近年、皆さんはSDGsという言葉を聞く機会が増えたのではないでしょうか?

SDGsは小中学校の学習指導要領にも入り、政府だけでなく、企業や個人も含めた社会全体で取り組むべき課題として、徐々に認知度があがってきました。SDGsにまつわる活動が盛り上がりを見せる中、今回の記事では改めてSDGsという言葉が生まれた経緯とその意味についてご説明します。

2015年より始まったSDGsも今年で7年目、SDGsがゴールとして掲げる2030年という節目も近くなってきました。このタイミングで改めてSDGsの成り立ちや基礎を把握することで、こらからどのような行動が求められるのか再度考えてみましょう。

 

持続可能な開発目標(SDGs)が生まれた経緯

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。2015年9月、国連サミットは国際社会共通の目標として「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択しました。

これは2015年から2030年までの長期的な開発の指針を示すもので、「誰ひとり取り残さない」という基本理念を掲げています。これまで、私たちは様々な技術革新などをキッカケに、経済活動の活性化や豊かな生活を手に入れてきました。しかし、その裏側では環境への負荷や生態系の崩壊、人権問題や貧困など、さまざまな犠牲が生まれています。

私たちが手にした生活の負の側面である、これらの課題に目を向けなければ、今後も気候危機や食糧危機、紛争、内戦などがなくなることはありません。その結果として、社会も地球も持続ができなくなるという未来も待っています。SDGsはそうした課題を解決し、私たちの社会の存続、地球環境を保全し、未来においても人々が持続していくための行動指針をまとめたものなのです。

 

SDGs の17の目標と169のターゲット

SDGsという言葉と共に、皆さんは上記のアイコンを目にする機会が増えたと思います。これらは人権、経済、社会、地球環境など、さまざまな分野にまたがった課題が分類されています。17に目標それぞれに、その解決に向けた具体的な行動を記したターゲットが全部で169個ぶら下がっています。それぞれの目標は以下の通りです。

1. 貧困をなくそう

2. 飢餓をゼロに

3. すべての人に健康と福祉を

4. 質の高い教育をみんなに

5. ジェンダー平等を実現しよう

6. 安全な水とトイレを世界中に

7. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

8. 働きがいも経済成長も

9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

10. 人や国の不平等をなくそう

11. 住み続けられるまちづくりを

12. つくる責任つかう責任

13. 気候変動に具体的な対策を

14. 海の豊かさを守ろう

15. 森の豊かさも守ろう

16. 平和と公正をすべての人に

17. パートナーシップで目標を達成しよう

ここで大切になるのはそれぞれ目標は個別のものでなく、関連し合っているということです。SDGsの取り組みを行う際は一つの課題に固執することなく、広い視点を持つことをお勧めします。それぞれの目標・ターゲットは外務省の運営するHP「JAPAN SDGs Action Platform」で確認できるので、まずは興味のある目標とそのターゲットについて確認してみましょう。

そこから自分のできること、取り組んでみたいことを見つけることで、SDGs達成に向けてどのような行動をするべきなのかが見えてくるはずです。