
【事業の実施母体となる「小豆島ヘルシーランド株式会社」と「小豆島 迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM」ならびに「妖怪美術館」とその取り組みについて】
・小豆島ヘルシーランド株式会社は、1985年設立。小豆島のオリーブの6次産業を基に、エキストラバージンオリーブオイルを使った美容オイルの通信販売事業を推進。“生命の樹”オリーヴを丸ごと活かし、心と体を健やかにする商品の研究開発・製造・販売を行っています。
・この会社が手掛ける地域振興事業ならびに、観光開発事業の中心地となるのが、土庄町本町(通称:迷路のまち)です。妖怪アートをテーマとした美術館「妖怪美術館」を中心として。まち全体を美術館にみたてるといったコンセプトにより、街中に点在する複数の古民家をアート空間にリノベーションしています。
・美術館には過去6回開催している妖怪造形作品のコンペティション「妖怪造形大賞」の応募作品903体を中心に、館長であり妖怪画家の柳生忠平の作品などを展示しています。妖怪による町おこしは数多くありますが、現代の日本人が生み出す“現代の妖怪”をテーマとしているのが特徴です。
・設定しているメインターゲットは、日本人の精神性を知りたいと考える欧米からのFITである「Educated Traveler」や「Special Interest Hunter」としており、トラベルオーディオガイドアプリ「ON THE TRIP」との提携により多言語も対応(英語、繁体字、簡体字)しています。
・さらに東アジアのインバウンドの需要を見込み、国立台湾芸術大学や世新大学(台湾)との連携などによって体験価値を向上させました。
・このような取組によって入館者数がそれまでの過去の3倍となり、迷路のまちエリアへの来訪数は5倍に、外国人観光客を中心に口コミが拡散して、古びた商店街だったまちは大きな飛躍を遂げました。
・現在は、美術館を基点とした「迷路のまち」エリア全体を、観光マーケティングの対象ととらえ、カフェやレストラン、土産物店など、複数の観光事業の誘致を推進しています。地域住民や老舗和菓子屋、定食屋などの地元商店との連携も進めており、新たに観光事業を志す移住者との橋渡しの役割も担っています。
建築業界初!施主が自ら小豆島のヒノキを製材・加工!離島で地産地消を実現した「千年オリーブテラス」
香川県の小豆島でオリーブの6次産業(栽培・研究開発・製造・販売)を手掛ける小豆島ヘルシーランド株式会社が、地産地消で小豆島産の木材・石材を使用し、施主自ら建築資材を調達、デジタルファブリケーション技術...
@香川県 小豆郡土庄町 2時間 2~20名
来訪者数が約5倍の10万人以上に!"妖怪"を切り口にしたまちおこしの軌跡
■迷路のまちについて小豆島は日本の瀬戸内海に浮かぶ人口は25000人ほどの離島です。瀬戸内海国立公園の中心地となっており、弥生時代から塩の名産地、江戸時代には漁業、造船、廻船業で栄えてきました。そんな小豆島...
@香川県 小豆郡土庄町 2時間 2~20名