建築業界初!施主が自ら小豆島のヒノキを製材・加工!離島で地産地消を実現した「千年オリーブテラス」

@香川県 小豆郡土庄町

2時間

2~20名

建築業界初!施主が自ら小豆島のヒノキを製材・加工!離島で地産地消を実現した「千年オリーブテラス」

現地視察プラン

香川県の小豆島でオリーブの6次産業(栽培・研究開発・製造・販売)を手掛ける小豆島ヘルシーランド株式会社が、地産地消で小豆島産の木材・石材を使用し、施主自ら建築資材を調達、デジタルファブリケーション技術で加工と、建築業界初(注1)の取り組みで建築した、オリーブで心と体をととのえる新しい複合施設「千年オリーブテラス for your wellness」を2023年7月にオープンしました。

「The TERRACE」から瀬戸内海を望む

 

今回は、この建物の建設に至った経緯や背景とともに、持続可能な“千年続くオリーブの森”を目指す取り組みを小豆島ヘルシーランド株式会社の社長(兄)・副社長(弟)である「オリーヴ兄弟」が自らご案内いたします。

オリーヴ兄弟(左:柳生敏宏(兄)、右:柳生忠勝(弟))

 

・⼩⾖島のヒノキを建材として使⽤
香川県の離島である小豆島で木造建築を建てる場合、島外から木材を調達するため建設費が⾼くなるだけでなく、CO2排出量や輸送エネルギーが多くかかります。

 

一方で、島内にも森林資源はあるものの、木材の乾燥を行う施設がないことから、島の木を伐採しても機械乾燥をするのに材木の搬送費用がかかり、結果として輸入の建材に頼らざるをえないという状況がありました。

小豆島のヒノキ

 

・木材の乾燥にオリーブ栽培で使用しているビニールハウスを活用
本プロジェクトは「樹齢千年のオリーヴ大樹」があるエリアを整備するにあたり、当社代表取締役社長・柳生敏宏の「森を切り開く開発ではなく、島の恵みを使い循環させる形で作りたい」という想いから、「建築の民主化」を掲げるVUILD株式会社(代表取締役CEO 秋吉浩気氏)をパートナー企業として迎えました。

 

小豆島の森林(大部財産区)から切り出した丸太のヒノキを、施主自らが運搬し、樹皮を剥ぎ、木材の乾燥にはオリーブ栽培で使用しているビニールハウスを使用することで島内に乾燥機がない問題を解決し、地産地消の建築を実現させました。

オリーブ栽培用のビニールハウスを活用して材木を乾燥

 

オリーブ農園のスタッフが中心となって丸太の加工を行う

 

施主(オリーヴ兄弟・兄(中央)、弟(左))も率先して材木を塗装

 

・デジタルファブリケーション技術で自ら製材・加工し「建築の民主化」を実現
乾燥した木材は3D木材加工機「ShopBot(ショップボット)」で製材。主要となる建材を自分たちでつくりだしました。また、基礎となる土台には小豆島の石材を使用しています。

3D木材加工機「ShopBot(ショップボット)」

 

施主自らが木材を加工

 

基礎には小豆島・灘山の花崗岩を使用

 

・なぜ私たちはこの事業をするのか?
いま私たちが植えているオリーブが千年先にもしっかりと受け継がれ、残っていて欲しい。千年後もオリーブが残っているということは、数100年後も町が在り続けているということでもあります。オリーブと人とが共存しながら豊かな生活を営んでいる未来の小豆島。そんな姿を強く願っています。

 

・離島であることの弱みを強みに
海に囲まれてた小豆島はいわば閉域空間。逆に考えるとアセットの価値を上げやすいという強みを持ちます。小豆島のアセット価値を上げることによるインカムゲインを得て、島への再投資を行い持続的発展へつなげる取組みです。これはいわば「創造的新陳代謝」なのです。

 

・今あるものを活かし、磨き上げる。
小豆島の名産を活かすことは私たちの命題です。幸いにも我々はオリーブの事業者でした。島には、木材だけでなく、空き家など使われなくなったものがたくさんあります。これらを見直して磨く。それができるのは、私たちなのだと自負しています。
 

・島の未来へ向けて
小豆島(特に前島と呼ばれる島の西側)の観光開発とオリーヴ通信販売のシナジーを創出していきます。特に現在は二つの開発、千年オリーブテラス for your wellness がある「オリーヴの森」の開発と、迷路のまち(妖怪美術館)の開発です。私たちのこうしたビジョンを語り、共感いただける方々と繋がっていきたいと思っています。
 

 

(注1)日本国内における「島内で伐り出した木材(地場産材)を施主自ら木材運搬、皮剥、乾燥、塗装、仕口の加工するプロジェクト」として 2023年3月 自社調べ

内容の詳細

視察名

建築業界初!施主が自ら小豆島のヒノキを製材・加工!離島で地産地消を実現した「千年オリーブテラス」

カテゴリ

地域活性化

キーワード

観光 、農業 、林業 、オリーブ 、サスティナビリティ 、デジタルファブリケーション 、事業承継 、オリーブ 、6次産業化 、SDGs 、家族経営

定員

20名まで。定員を超える場合、事前にご相談ください。

所要時間

1時間:施設の体験、1時間:オリーヴ兄弟の説明

料金

1名あたり5000円(施設体験料含む)

支払い方法

請求書後払い 、銀行振込

申込期限

希望日の14日前までにお申し込みください。GW、お盆、年末年始等は、お受けできない可能性がございます。

実施⽇

オリーヴ兄弟のスケジュールに合わせて、随時実施いたします。

視察内容

エリア内体験60分、説明30分、質疑応答30分

講師紹介

【オリーヴ兄弟】
香川県・小豆島に生まれた4人兄弟の二男と三男。創業者である父の意志を受け継ぎ、家業のオリーブ事業と地域貢献事業で島磨きに励んでいる。兄のトレードマークはメガネ、弟はひげ。

【兄・柳生 敏宏 (やぎゅう としひろ)】
小豆島ヘルシーランド株式会社代表取締役社長。オリーブオイル官能鑑定士。O.N.A.O.O.オリーブオイルテイスター。「D2C Rising Star Award 地方創生賞」受賞。

【弟・柳生 忠勝 (やぎゅう ただかつ)】
小豆島ヘルシーランド株式会社取締役副社長。O.N.A.O.O.オリーブオイルテイスター。オリーブオイルソムリエ。

その他

本プランの受入先は適格請求書発行事業者として登録を行っています

集合場所へのアクセス

住所

〒761-4100 香川県 小豆郡土庄町 甲2473

アクセス方法

土庄港から車で約8分(駐車場あり)

視察受⼊先の情報

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料金の詳細

建築業界初!施主が自ら小豆島のヒノキを製材・加工!離島で地産地消を実現した「千年オリーブテラス」

@香川県 小豆郡土庄町 | 2時間 | 2~20名

プラン基本料⾦

x 2

10,000 円(税込)

5,000

合計