来訪者数が約5倍の10万人以上に!"妖怪"を切り口にしたまちおこしの軌跡
@香川県 小豆郡土庄町
2時間
2~20名
現地視察プラン
■迷路のまちについて
小豆島は日本の瀬戸内海に浮かぶ人口は25000人ほどの離島です。
瀬戸内海国立公園の中心地となっており、弥生時代から塩の名産地、江戸時代には漁業、造船、廻船業で栄えてきました。
そんな小豆島の西部、土庄町に“迷路のまち”はあります。
その名の由来は、約700年前、瀬戸内海で活動した海賊の侵入や、南北朝時代の戦乱に備えて、入り組んだまち並みが形成され、まるで迷路のようになっていることから来ています。
小豆島には、遍路の起源である辺地修行地"八十八ヶ所霊場"があり、迷路のまちはその58番札所、西光寺の門前町として栄え、明治時代には華やかな商店街となっていました。
しかし近年、ショッピングモールの進出や人口減少、高齢化の波も押し寄せ、徐々に衰退していきました。今ではまちの4割は空き家となっています。
■迷路のまちの取り組みについて
"迷路のまち"というネーミングが決まったのは2007年のことです。
町並みを活かした観光に力を入れるという方向性から名付けられましたが、実際はコンテンツにインパクトが無く、認知されていませんでした。
そのような中で、地元民間企業の発案からアートによる地域振興事業が始まります。
その取り組みが小豆島・迷路のまちアートプロジェクト"MeiPAM(メイパム)"です。
現MeiPAM代表 佐藤秀司は2013年に東京から小豆島に移り住みました。とあるきっかけで知った小豆島は、観光の面でまだまだ伸びしろがあると考えたのです。
佐藤は移住後、紆余曲折を経て、2017年に地域の成熟した文化を見つめなおし"現代の妖怪"をテーマに妖怪美術館をオープン。
価格改定や参加型のプロジェクト、町のおすすめを載せた地図には4か国語に対応したものを10万部配布しました。
さらに、大学と連携して宿泊事業やワークショップも実施。そういった取り組みに都度プレスリリースを打ち、様々なメディアの取材を受けることに成功しました。
様々な試行錯誤を経て、2013年には2万人だった迷路のまちへの来訪者数が2019年には5倍の10万人以上に。その経済効果は最低でも1億円以上と言われています。
元々あった地域資源・独自の地域文化を再発見し、地域の理解も得ながら外部へブランディングしていく。
そんな迷路のまちの取り組みは、全国各地でまちおこしに奮闘する人の参考になるはずです。
■妖怪美術館について
妖怪美術館では、蔵や印刷工場など、それぞれに趣の異なる古い建物を活かしたギャラリーを5軒展開しています。
MeiPAM1:明治時代の呉服屋の蔵
MeiPAM2:米や醤油の元倉庫
MeiPAM3:活版印刷工場
MeiPAM4:元庄屋の古民家
MeiPAM5:元定食屋(二葉食堂)※現在は非公開
妖怪美術館に展示されている妖怪の数は903体にも及び、妖怪を単なる怪物ではなく、私たちの心の中に潜む様々な感情や欲望の象徴として捉えています。
妖怪は現代を生きる人々の世界観、精神性の形なのです。
妖怪美術館に集まっている妖怪も、河童や鬼などの昔ながらのもの以外にも、“使っていると肩がこるパソコンの妖怪”や"SNSのいいね!を集める妖怪"など、現代でしか存在しない妖怪も多くいます。
妖怪美術館では、そんな妖怪たちを現代の視点から解釈し、アート作品として展示しています。
■本プランについて
本プランでは、妖怪美術館、町並みのご案内に加え、以下の内容についてもお話させていただきます。
○どのように地域住民の方から信頼してもらえたのか→広報誌・地域活動の重要性
○広報・集客とメインコンテンツについて
○"妖怪"という地域資源の再発見
○"妖怪"を切り口としたブランディング
○入館料の値上げから見えたプライシングの本質について
まちおこしに挑戦する地域のプレイヤーだけでなく、自治体の方、観光・宿泊業をされている方にもご参考になるかと思います。
内容の詳細
視察名
来訪者数が約5倍の10万人以上に!"妖怪"を切り口にしたまちおこしの軌跡
視察名
来訪者数が約5倍の10万人以上に!"妖怪"を切り口にしたまちおこしの軌跡
カテゴリ
観光・文化
カテゴリ
観光・文化
キーワード
観光
、まちおこし
、地域活性化
、空き家・古民家活用
キーワード
観光 、まちおこし 、地域活性化 、空き家・古民家活用
定員
5名~20名まで
定員
5名~20名まで
所要時間
町・美術館案内1時間、取り組み説明1時間
所要時間
町・美術館案内1時間、取り組み説明1時間
料金
1名あたり5000円(美術館入場料含む)
料金
1名あたり5000円(美術館入場料含む)
支払い方法
請求書後払い
、銀行振込
支払い方法
請求書後払い 、銀行振込
申込期限
希望日の14日前にはご予約ください。
申込期限
希望日の14日前にはご予約ください。
実施⽇
休館日となる水曜日に合わせていただけると、余裕を持ってご案内が可能です。
※GWやお盆などの繁忙期には対応できない場合があります。
実施⽇
休館日となる水曜日に合わせていただけると、余裕を持ってご案内が可能です。
※GWやお盆などの繁忙期には対応できない場合があります。
視察内容
入館説明・鑑賞:60分
取組み説明:60分
視察内容
入館説明・鑑賞:60分
取組み説明:60分
講師紹介
佐藤秀司(さとう・しゅうじ)|福島県生まれ。2000年福島大学行政社会学部卒業。東京でテレビ局、インターネットメディアの仕事を経て、2013年小豆島に移住。迷路のまち・アートプロジェクトMeiPAM(メイパム)に参画し2017年代表に就任。妖怪美術館を起ち上げ、美術館の入館者数を3.6倍、売上を11倍に、迷路のまちの観光客は5倍に増加、商店街の消費額が1億円増加した。小豆島ヘルシーランド株式会社地域事業創造部マネージャー。小豆島・迷路のまち妖怪プロジェクト実行委員長。小豆島ナイトツーリズム協会会長。オリーブオイルソムリエ。 著書に「迷路のまちの小さな美術館の挑戦」(千十一編集室)。
講師紹介
佐藤秀司(さとう・しゅうじ)|福島県生まれ。2000年福島大学行政社会学部卒業。東京でテレビ局、インターネットメディアの仕事を経て、2013年小豆島に移住。迷路のまち・アートプロジェクトMeiPAM(メイパム)に参画し2017年代表に就任。妖怪美術館を起ち上げ、美術館の入館者数を3.6倍、売上を11倍に、迷路のまちの観光客は5倍に増加、商店街の消費額が1億円増加した。小豆島ヘルシーランド株式会社地域事業創造部マネージャー。小豆島・迷路のまち妖怪プロジェクト実行委員長。小豆島ナイトツーリズム協会会長。オリーブオイルソムリエ。 著書に「迷路のまちの小さな美術館の挑戦」(千十一編集室)。
その他
本プランの受入先は適格請求書発行事業者として登録を行っています
その他
本プランの受入先は適格請求書発行事業者として登録を行っています
集合場所へのアクセス
住所
〒761-4106 香川県 小豆郡土庄町 甲398
住所
〒761-4106 香川県 小豆郡土庄町 甲398
視察受⼊先の情報
妖怪美術館|小豆島・迷路のまちアートプロジェクト MeiPAM(メイパム)
【事業の実施母体となる「小豆島ヘルシーランド株式会社」と「小豆島 迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM」ならびに「妖怪美術館」とその取り組みについて】 ・小豆島ヘルシーランド株式会社は、1985年設立。小...