高野山寺領森林組合

@和歌山県 伊都郡高野町高野山45-17

https://www.forest-koya.com/

和歌山県高野町は町面積の約95%を山林が占めています。 その大部分は人工林であり、古くは長和年間(1011~1015)に祈親上人による植林を始まりとして、主に寺院の修繕用材として杉・ヒノキが植えられてきました。

また、文化10年(1813)には、寺院の建築用材として杉・ヒノキ・コウヤマキ・アカマツ・モミ・ツガを「高野六木」として制定し、寺院や伽藍の修繕用材以外の伐採を禁止していたという歴史もあります。

現在は、高野山を取り巻く山々は人工林が多いですが、人工的に天然林に更新されつつある「ゲンジの森」や、奥の院の一部に弘法大師空海が修行していた頃と変わらないであろう風景が広がる摩尼山原生林、人々の深い信仰心と共に継承されてきた参詣道の両脇に佇むスギ林の風景など、様々な表情の森林を楽しむことができる地域です。


そんな高野町周辺の森林を守り、育てるために、高野山寺領森林組合は設立されました。

森林組合として、木を植え、育て、伐り、売るだけでなく、森林を整備する過程で出る材木にならない枝葉などを利用した加工物などを販売し、その売上の一部を再び森林に還す、循環のサイクルを作り出すことを目指しています。

また、和歌山県高野町は2007年に「高野山千年の森」として森林セラピー基地に登録されており、森林セラピーロードを利用して、毎年4月~11月の主に土日に森林セラピー体験ツアーを開催。

他にも、森林環境の大切さと木と森林を護る仕事を伝えるため、歴史的価値のある古道や史跡、貴重な植物や珍しい生物の生息、 そして宗教に彩られた静謐で重厚な高野町の森林を知ってもらうため、情報発信・普及活動にも力を入れています。

プラン
現地視察

1000年の歴史を持つ森林を未来につなぐための保全活動、環境教育、6次産業化、循環型林業の取り組み

■高野町周辺の地域紹介和歌山県はかつて「紀州木の国」といわれていたように、県面積の77%が森林に覆われた自然豊かな環境です。また、紀伊半島の地形は急峻であり、その山深い環境は世界遺産に登録されている「紀...

@和歌山県 伊都郡高野町 3時間 5~20名

詳細・予約

3,000

受入先基本情報

住所

和歌山県 伊都郡高野町高野山45-17

設立

1948年3月

代表

内海 照隆

従業員数

11名