
有松人形工房は、埼玉県さいたま市岩槻区にて親子 3 人で営んでいる昭和 44 年創業の江戸木目込人形製造・販売店です。
経済産業大臣から認定を受けた当工房の伝統工芸士 有松陽寿が誇るのは、オリジナルの「雛人形」「五月人形」「御所風唐子人形」です。
桐の木から頭や胴、手足などを彫り、胡粉を白く塗り重ね、磨き上げて制作した人形は特に高く評価されています。
それは、有松陽寿が人形づくりの修業とともに、彫刻家にも弟子入りしてデザインとデッサンを勉強し、桐の粉で作る「桐塑人形」など、研究を積み重ねた成果です。
当工房では製造・販売以外にも展示会や製作実演、体験教室も実施。
このような取組を通して、江戸木目込人形を中心とした素材や形に拘った伝統的工芸品の発信も行っています。