一位窯(いちいがま)は佐賀県嬉野(うれしの)市の四季折々の自然に囲まれた地で作陶しています。
中国元時代を起源とする発色の技法「釉裏紅(ゆうりこう)*」で描く、淡く深い色合いの草花やいきものが日常を温かく彩ります。
*【釉裏紅】
夢の色といわれるほのかな紅の色が特徴。
銅を発色剤とした下絵具で絵付けを施し、炎の筆致によって呈色する技法です。
中国元の時代に起源し、明の時代には最高の色を窯出しておりました。
その後国内では有田で昭和初期に再現され、以来多くの陶芸家が手を染めておりますが、
炎によって操られるその不安定な発色から無駄が多い仕事と言われた時もありました。
それでも、淡く深いピーチブルーム(釉裏紅)が時として
アップルグリーン(釉裏藍)に表情を変える美しい発色は無限の可能を秘めています。
プラン
現地視察
伝統技法を継承し、オリジナルの作品を制作する窯元見学(絵付け体験、体験作品の焼成を含む)
■一位窯のご紹介佐賀県嬉野市の窯元一位窯は、先代、田中一晃(たなか・いっこう)が、1965(昭和40)年、32歳の時に佐賀県有田町での修行後に開かれました。初期は地元の赤土(嬉野朱泥)を材料にした陶器...
@佐賀県 嬉野市 3時間 1~8名