伝統技法を継承し、オリジナルの作品を制作する窯元見学(絵付け体験、体験作品の焼成を含む)
@佐賀県 嬉野市
3時間
1~8名
現地視察プラン
■一位窯のご紹介
佐賀県嬉野市の窯元一位窯は、先代、田中一晃(たなか・いっこう)が、1965(昭和40)年、32歳の時に佐賀県有田町での修行後に開かれました。
初期は地元の赤土(嬉野朱泥)を材料にした陶器などを作陶していましたが、自身の個展を開いた山形県で偶然出会った紅花染めの「紅」色に魅せられ、その色を再現可能な技法として、「釉裏紅」に辿りつきます。
現在は、現2代目の田中忍(たなか・しのぶ)が窯を受け継ぎ、新たな作品と、日常に寄り添う「焼き物」を嬉野の地で作陶しています。
■釉裏紅とは
中国・元時代末期に起源し、明代には最高の色を窯出していましたが、耀変(ようへん:窯内の焼成過程で発色が変わること)の不安定さが課題となり、一時途絶えた時代もある技法です。
佐賀県有田町にて、昭和初期に再現されましたが、非常に高度な技術と多くの「無駄」が出ることから、「釉裏紅に手を出せば財産を滅ぼす」とまで言われるような時代もありました。
当窯では、敢えてその不安定さを受け入れ、思わぬ発色が生み出すドラマを楽しみに、釉薬の調合や窯の状態を見極め、試行錯誤しながら、日々、作品を生み出しています。
一位窯HP:https://ichiigama.thebase.in/
■視察プランについて ※内容、費用、時間のご相談可能です。お気軽にご相談ください。
視察当日は下記のスケジュールでご対応いたします。
①作陶環境、手順のご紹介
ろくろ場や窯などをご紹介しながら、当窯の特長的な技法である、「釉裏紅」の作陶手順をご紹介します。
②釉裏紅の絵付け体験
釉裏紅のアップルグリーンの絵具を使い、ご自身の作品として自由に絵付けいただきます。
作品は、視察ののち本窯焼成後、ご自宅にお送りします。
耀変(ようへん:窯内の焼成過程で発色が変わること)の面白さ、美しさを実体験いただければ幸いです。
③作品紹介、陶磁器や事業に関する説明・対話
当窯の作品、商品をご覧いただきながら、下記の様なテーマで、ご紹介や対話が可能です。下記以外のお話を希望される場合は予約リクエスト後、チャットにてご相談させていただければと存じます。
◯テーマ1「焼き物、陶磁器に関して」
・釉裏紅の詳しい仕組みや面白さ
・焼成過程の紹介
・釉裏紅の対比でみる有田焼・吉田焼(嬉野町の伝統工芸品)の紹介
◯テーマ2「事業に関して」
・事業承継の経緯・乗り越えた困難
・現在、事業承継に当たって直面している課題
・コロナ禍の影響と新たな取組
・陶磁器産業の実態
◯テーマ3「作家活動に関して」
・美術工芸品産業やコミュニティ
・作家としての作陶活動
■受賞歴(抜粋)
1996年(平成 8) 佐賀県展 文部大臣奨励賞受賞 同年 日展 初入選 以降入選を重ねる
1998年(平成10) 西日本陶芸展 優秀賞受賞
2007年(平成19) 日本新工芸展 帖佐美行記念賞受賞
2008年(平成20) 日本新工芸展 上野の森美術館賞受賞
2009年(平成21) 九州新工芸展 大賞受賞
2010年(平成22) 九州山口陶磁展 文部科学大臣賞受賞
2015年(平成27) 日本新工芸家連盟 審議員推挙
2019年(令和 1) 日本新工芸展 文部科学大臣賞受賞
内容の詳細
視察名
伝統技法を継承し、オリジナルの作品を制作する窯元見学(絵付け体験、体験作品の焼成を含む)
視察名
伝統技法を継承し、オリジナルの作品を制作する窯元見学(絵付け体験、体験作品の焼成を含む)
カテゴリ
経済・産業
カテゴリ
経済・産業
キーワード
伝統
、伝統工芸
、事業承継
、地域産業
、地場産業
、陶磁器
、工芸体験
、陶芸体験
キーワード
伝統 、伝統工芸 、事業承継 、地域産業 、地場産業 、陶磁器 、工芸体験 、陶芸体験
定員
1〜6名
定員
1〜6名
所要時間
3時間
所要時間
3時間
料金
絵付け体験を含めて 5000円/1人(作品の送料込)
料金
絵付け体験を含めて 5000円/1人(作品の送料込)
支払い方法
請求書後払い
、銀行振込
支払い方法
請求書後払い 、銀行振込
申込期限
希望日の10日前
申込期限
希望日の10日前
実施⽇
基本的に希望日をお伺いして実施いたします。
が、当窯のスケジュールとの調整が必要な場合がございますのでご了承ください。
ただし、下記の期間は実施なしとさせていただきます。
・GW期間中(4/25~5/7ころまで)→当窯にて陶器市開催のため
・年末年始(12/28~1/3)
実施⽇
基本的に希望日をお伺いして実施いたします。
が、当窯のスケジュールとの調整が必要な場合がございますのでご了承ください。
ただし、下記の期間は実施なしとさせていただきます。
・GW期間中(4/25~5/7ころまで)→当窯にて陶器市開催のため
・年末年始(12/28~1/3)
視察内容
①作陶環境、手順の紹介(30分)
②釉裏紅の絵付け体験(90~120分)
③作品紹介、陶磁器や事業に関する説明(30~60分)
視察内容
①作陶環境、手順の紹介(30分)
②釉裏紅の絵付け体験(90~120分)
③作品紹介、陶磁器や事業に関する説明(30~60分)
講師紹介
田中 忍(たなか・しのぶ)
昭和37年(1962年)佐賀県藤津郡(現、嬉野市)嬉野町に生まれる
昭和62年(1987年)東京より帰郷し、先代田中一晃に指示
その後一位窯で窯の仕事を継承しつつ、作家活動を続ける。
現在 日展会友
日本新工芸家連盟審議員
佐賀県陶芸協会理事
講師紹介
田中 忍(たなか・しのぶ)
昭和37年(1962年)佐賀県藤津郡(現、嬉野市)嬉野町に生まれる
昭和62年(1987年)東京より帰郷し、先代田中一晃に指示
その後一位窯で窯の仕事を継承しつつ、作家活動を続ける。
現在 日展会友
日本新工芸家連盟審議員
佐賀県陶芸協会理事
その他
・本プランの受入先は適格請求書発行事業者として登録を行っています。
・移動手段、宿泊などについては、お客様ご自身でご手配をお願いいたします。
・何かわからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
その他
・本プランの受入先は適格請求書発行事業者として登録を行っています。
・移動手段、宿泊などについては、お客様ご自身でご手配をお願いいたします。
・何かわからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
集合場所へのアクセス
集合場所
一位窯工房
集合場所
一位窯工房
住所
〒843-0301 佐賀県 嬉野市 嬉野町大字下宿甲1823-1
住所
〒843-0301 佐賀県 嬉野市 嬉野町大字下宿甲1823-1
最寄駅
JR九州新幹線 嬉野温泉駅・武雄温泉駅・肥前鹿島駅/JR九州バス 一位原
最寄駅
JR九州新幹線 嬉野温泉駅・武雄温泉駅・肥前鹿島駅/JR九州バス 一位原
アクセス方法
・お車でお越しの場合、5台ほどまで駐車場に駐車が可能です。
・公共交通機関でお越しの場合、3名以下であれば、最寄り駅までお迎えが可能です。
アクセス方法
・お車でお越しの場合、5台ほどまで駐車場に駐車が可能です。
・公共交通機関でお越しの場合、3名以下であれば、最寄り駅までお迎えが可能です。
視察受⼊先の情報
一位窯
一位窯(いちいがま)は佐賀県嬉野(うれしの)市の四季折々の自然に囲まれた地で作陶しています。 中国元時代を起源とする発色の技法「釉裏紅(ゆうりこう)*」で描く、淡く深い色合いの草花やいきものが日常を温...