廃校を活用した複合施設運営者による、持続可能な利益構造の仕組みづくりと取組のご紹介
@千葉県 南房総市
1時間30分程度
1~20名
現地視察プラン
■施設紹介
シラハマ校舎は2016年、千葉県最南端・白浜町に誕生した新型の多目的施設です。
地元で長く愛されながらも閉校した旧長尾幼稚園・小学校の歴史ある木造校舎が、合同会社WOULDのリノベーションにより、オフィス、宿泊、レストラン等商業施設となって新しく息を吹き返しました。
広々とした旧校庭部分には、房総の集落の特徴であるマキノキとその生垣に囲まれた「無印良品の小屋」が立ち並び、古くて新しい、独特の景観を作り出しています。
また、そのコミュニティの根底には、ドイツの「クラインガルデン」やデンマークの「コロニヘーブ」のような市民農園運動のコンセプトがあり、居住者は一定のコモンセンスを共有しながらも、各々が望む形で自然と向き合い、小屋での時間を過ごしています。
シラハマ校舎内のそれぞれの施設は下記の通りです。
◯旧校舎を活用したゲストルーム
シラハマ校舎のゲストルームは吹き抜けの天井や大きなガラス窓といった校舎の特長を残しつつも、細部に渡ってリノベーションが施されたコンセプトのあるプライベート空間です。
宿泊棟の部屋は「Room R」「Room L」の2つのみ。シラハマ校舎敷地内で唯一ゲストが宿泊できる1日2組を限定の宿として運営しています。
◯旧校舎を活用したシェアオフィス・貸し会議室/レンタルスペース
旧長尾幼稚園・小学校の教室部分はシェアオフィスとして利用されています。
入居者はIT企業から個人事業主まで様々。全10室ありますが、現在は満室となっています。
また、2つある大教室はリモートワーク・ワーケーション利用の方向けのコワーキングスペース「アワセルブズ」、貸会議室/レンタルスペースとして運営。
大教室は長尾幼稚園の教室として使われていた部屋で、学校特有の温かみと緊張感があります。
建築物としては3方向から光が差し込む明るい空間になっている設計で、窓越しに常緑樹の山が見えることも特徴です。
左:旧教室を利用した改装自由、原状回復義務無しの貸オフィス 右:貸し会議室
◯旧校庭を活用した分譲ベース「無印良品の小屋」
校庭部分には株式会社良品計画が提供する「無印良品の小屋」が18区画に分かれて設置されています。
コンセプトは旅以上、別荘未満。新型コロナウィルス禍において需要が高まり、購入希望者は27組待ちです(2023年2月現在)。
休日になると、購入者の方々が思い思いの過ごし方で楽しんでいます。
◯レストラン「バルデルマル」
2018年1月にリニューアルオープンしたレストラン「バルデルマル」では、地元南房総の海の幸・山の幸をふんだんに使った当店オリジナルメニューを提供。店名にちなみ、スペイン&ラテンテイストもふんだんに取り入れています。
お料理に合わせた各種ワインやホームメイドのパンやデザートも人気です。
また、この地域ならではのワインをお客様に提供したいという想いで、葡萄作りにも取り組んでいます。
葡萄畑は購入した近隣の耕作地とシラハマ校舎の西側雑木林を整理した場所にあり、敷地面積は合計◯坪です。
左:レストラン外観 右:耕作放棄地を開墾した葡萄畑
◯シラハマ校舎別館「眺尾伽藍」(ナガオガラン)
2020年秋、シラハマ校舎から400メートルほど南下した、場所にシラハマ校舎別館「眺尾伽藍」がオープンしました。
シラハマ校舎は木造平屋の旧校舎をリノベーションした複合施設ですが、眺尾伽藍は廃校とは異なる角度から「非日常」を追求したバケーションハウスとなっています。
建物の趣きは農園に佇む19世紀のプランテーションハウス。
この邸宅が建てられたのは昭和が終わりを告げる頃です。房州白浜が花と観光で栄え、町全体が華やいだ時代に資材の大半を外国から輸入し、遠方から職人を招いて竣工しました。
台風に負けない堅強な外壁に、大胆な吹き抜けや暖炉のあるサロン、日差しをたっぷり取り込んだ八角のガーデンリビングなど贅沢な空間づかいを施した内装が特徴です。
石畳を埋め込んだ玄関ポーチから広々としたデッキに上がると、空は青く吹き抜け、水平線に浮かぶ伊豆七島が一望できます。
■視察プランについて
シラハマ校舎は開業以来、補助金等を活用せず各施設の収益のみで運営していきました。
収益構造としてはレストランの収益、コワーキングスペース・貸し会議室の利用料金といった、そのタイミングで利益の出るフロー収益と、シェアオフィス賃料、「無印良品の小屋」の管理費と共有部分の利用費用といった月々に決まった売上となるストック収益で構成されています。
シラハマ校舎の元である旧長尾幼稚園・小学校同様、全国には廃校や空き家・古民家が多く存在しており、そうした建物を起点としたビジネスも生まれていますが、どのように持続可能な事業を営んでいくかは大きな課題です。
今回の視察ではそうした建物を活用し、事業に取り組む方、廃校・空き家・古民家を管理する自治体や団体の職員の方向けに、シラハマ校舎の施設説明をさせていただきます。
視察時は併設のレストラン「バルデルマル」もぜひご利用ください。利用希望者の方は予約リクエスト時にオプションの選択をお願いします。
その他、学生向け内容や、現地に赴いてのコンサルティングも用意しているので、下記内容をご確認の上、希望者はオプションを選択してください。
皆様のご参加をお待ちしています。
オプション2
地方創生や遊休施設の利活用等をテーマに卒論を書く学生の方で、実際にシラハマ校舎までお越しになる現役の学部生および院生で、研究結果(論文の複写等)を修めて頂ける方につきましては出来る限りのご協力をし、資料代も不要とさせて頂きます。
オプション3
私共が現地に赴いての中古ビル改装や廃校利用等のコンサルティングにも対応いたします。コンサルティング料、交通宿泊費等は別途提示いたしますので、まずは予約リクエストをしていただき、簡単な概要をお知らせください。なお、営業の都合や物件の状態により、ご協力ができない場合もございます。あらかじめご了承ください。
■メディア掲載(2022年)
GQジャパン
MBSテレビ「住人十色(じゅにんといろ)」
愛媛新聞
佐賀新聞
岩手日報
中部経済新聞
日本海新聞
suumoジャーナル
日本テレビ系列「news every」
2021年以前のメディア掲載はコチラ
オプション追加料⾦
-
食事追加 1名 1,430円(税込)
1名 1,430円(税込) 併設レストラン「バルデルマル」にて
-
現役学部生・院生の視察 1団体 0円(税込)
研究結果(論文の複写等)を修めて頂ける方につきましては出来る限りのご協力をし、資料代も不要とさせて頂きます
-
中古ビル改装や廃校利用等のコンサルティング希望 1団体 0円(税込)
コンサルティング料、交通宿泊費等は別途提示いたします。
内容の詳細
視察名
廃校を活用した複合施設運営者による、持続可能な利益構造の仕組みづくりと取組のご紹介
視察名
廃校を活用した複合施設運営者による、持続可能な利益構造の仕組みづくりと取組のご紹介
カテゴリ
地域活性化
カテゴリ
地域活性化
キーワード
廃校活用
、空き家・古民家活用
、ワーケーション
、企業誘致
、観光
、コワーキングスペース
、リノベーション
キーワード
廃校活用 、空き家・古民家活用 、ワーケーション 、企業誘致 、観光 、コワーキングスペース 、リノベーション
定員
1名〜20名まで*上限を超える場合は、ご相談ください。
定員
1名〜20名まで*上限を超える場合は、ご相談ください。
所要時間
1時間〜1時間半程度
所要時間
1時間〜1時間半程度
料金
3,300円/1人(税込)
料金
3,300円/1人(税込)
支払い方法
請求書後払い
、銀行振込
支払い方法
請求書後払い 、銀行振込
申込期限
希望日の3日前
申込期限
希望日の3日前
実施⽇
平日のみ対応出来ます
実施⽇
平日のみ対応出来ます
視察内容
プレゼンテーション30分、質疑応答10〜20分、エリア内視察30分
視察内容
プレゼンテーション30分、質疑応答10〜20分、エリア内視察30分
講師紹介
多田朋和(合同会社WOULD) 香川県高松市出身。実家が不動産業だったことから、もともと不動産業に興味を持っていた。大学進学時に千葉県に移り住み、卒業して都内の内装工事会社に就職したが、20歳代後半に、自分の内装工事の技術を生かして、遊休不動産のリノベーション事業の展開を計画。南房総市にて出会った元ホテルの社員寮をリノベーションし、平成22年にシラハマアパートメントをオープン。現在は、廃校となった旧長尾小学校の校舎を改築し、賃貸オフィスや宿泊施設などを備えた「シラハマ校舎」の運営を行なっている。
講師紹介
多田朋和(合同会社WOULD) 香川県高松市出身。実家が不動産業だったことから、もともと不動産業に興味を持っていた。大学進学時に千葉県に移り住み、卒業して都内の内装工事会社に就職したが、20歳代後半に、自分の内装工事の技術を生かして、遊休不動産のリノベーション事業の展開を計画。南房総市にて出会った元ホテルの社員寮をリノベーションし、平成22年にシラハマアパートメントをオープン。現在は、廃校となった旧長尾小学校の校舎を改築し、賃貸オフィスや宿泊施設などを備えた「シラハマ校舎」の運営を行なっている。
受⼊必須条件
シラハマ校舎には居住者があり、視察時にもご案内できないプライベートエリアがあります。「無印良品の小屋」につきましては、展示用に建てられたものがご覧頂けます。
受⼊必須条件
シラハマ校舎には居住者があり、視察時にもご案内できないプライベートエリアがあります。「無印良品の小屋」につきましては、展示用に建てられたものがご覧頂けます。
その他
宿泊を希望される場合はご相談に乗ります
その他
宿泊を希望される場合はご相談に乗ります
集合場所へのアクセス
集合場所
シラハマ校舎
集合場所
シラハマ校舎
住所
〒295-0103 千葉県 南房総市 白浜町滝口5185-1
住所
〒295-0103 千葉県 南房総市 白浜町滝口5185-1
アクセス方法
■バスのご利用
東京駅八重洲口または新宿バスタから「高速バス なのはな号」→主要駅到着後、路線バス①②にお乗り換え下さい。
①館山駅下車→安房白浜方面の路線バス(30分)「坊田(ぼうだ)」下車
②安房白浜下車→館山方面の路線バス「坊田(ぼうだ)」下車
■貸切バスでお越しになる場合
車体によっては、シラハマ校舎の入口の道路の傾斜に対応していない場合がございます。その場合、近隣の駐車場をご案内いたしますので事前にご相談下さい。
■その他
横浜駅、羽田空港から館山行きの高速バス乗車
東京駅/千葉駅-館山駅間は鉄道
久里浜-浜金谷間、東京湾フェリー乗船
アクセス方法
■バスのご利用
東京駅八重洲口または新宿バスタから「高速バス なのはな号」→主要駅到着後、路線バス①②にお乗り換え下さい。
①館山駅下車→安房白浜方面の路線バス(30分)「坊田(ぼうだ)」下車
②安房白浜下車→館山方面の路線バス「坊田(ぼうだ)」下車
■貸切バスでお越しになる場合
車体によっては、シラハマ校舎の入口の道路の傾斜に対応していない場合がございます。その場合、近隣の駐車場をご案内いたしますので事前にご相談下さい。
■その他
横浜駅、羽田空港から館山行きの高速バス乗車
東京駅/千葉駅-館山駅間は鉄道
久里浜-浜金谷間、東京湾フェリー乗船
視察受⼊先の情報
シラハマ校舎
シラハマ校舎は2016年、千葉県最南端・白浜町に誕生した新型の多目的施設。 地元で長く愛されながらも閉校した旧長尾幼稚園・小学校の歴史ある木造校舎が、合同会社WOULDのリノベーションにより、オフィス、宿泊...