民事再生・コロナを越えた旅館再生の道のりと"サバティカル経営"を学ぶ視察プラン

@愛知県 蒲郡市

90分

5~20名

民事再生・コロナを越えた旅館再生の道のりと"サバティカル経営"を学ぶ視察プラン

現地視察プラン

■会社紹介

平野屋は、愛知県蒲郡市・三谷温泉にて1932年に創業した、90余年の歴史を持つ老舗旅館です。

 

2009年に民事再生法の手続きを行うという大きな逆境に直面しましたが、直後に4代目が経営を継承。

 

大規模な新規投資に頼るのではなく、既存の設備を活かした「発想の転換」と経営のスリム化により、短期間での黒字化と利益率の大幅な改善を実現しました。

 

現在は「旅の目的=自己変容」という独自のフィロソフィーを掲げ、滞在を通じてゲストの“世界の視え方”が変わる「サバティカル体験」を提供する宿へと進化しています。

 

2023年には、歴史ある建築と現代アートが融合した「平野屋サウナ」をオープンし、世界的なデザイン賞「iF Design Awards2024」受賞をはじめとする数々の国際賞を受賞。

 

地域資源を再定義し、国内外の若者や感度の高い層へ向けて、新たな旅館の在り方を提示し続けています。

 

 

 

■これまでの取り組み

1)民事再生からの立て直し(構造改革)

民事再生を従業員に伝えた際、誰一人として「辞めたい」と言わなかった絆を原動力に再建を決断。

 

労働時間の短縮やマルチタスク導入など人件費構造を根本から見直し、不採算設備(プール・カラオケ等)を廃止する「捨てる経営」を断行しました。

 

一方で、未活用の屋上をドッグラン化し「愛犬と泊まれる宿」として再生するなど、最小限の投資で収益性を高める筋肉質な体質へと転換しました。

 

2)ターゲット再設計(団体→ファミリーへ)

従来の団体客中心からファミリー層へターゲットを大胆に転換。

 

近隣施設「ラグーナテンボス」の利用客向けに「1泊朝食付きプラン」を設計し、食事提供も現場負担と顧客ニーズを両立させたバイキング形式へ移行しました。

 

売上規模を追わず、2008年の約11.5億円から2018年には約6.4億円へと適正化させることで、経営のスリム化と利益率の向上を同時に達成しました。

 

3)コロナ禍での再定義(存在意義の問い直し)

緊急事態宣言下で「創業以来初、売上が2か月間ゼロ」という極限状態を経験しました。

 

この危機を、単なる宿泊提供を超えた「旅館業の在り方」を根本から考えるきっかけとし、単価調整や休館日の設定など、赤字を最小限に抑えながら持続可能な運営モデルを構築。

 

顧客にとっての「本当の豊かさ」とは何かを深掘りする契機となりました。

 

4)“サバティカル体験”の実装(今も進行中)

「答えのないことを考える時間」そのものを価値とする「サバティカル体験」を具現化。

 

短歌体験やセルフドリップコーヒー、未来へ送る「時手紙」など、滞在を通じて内省を促す仕掛けを実装しています。

 

2026年には、心をととのえる「瞑想ルーム」のオープン。

 

これら抽象的な概念を体験(座学・ワーク)として再現できる形に整理し、企業研修や視察の定番メニュー化を進めています。

 

写真左:未活用の屋上を活用したドッグラン 写真右:数々の受賞歴があるサウナ

 

写真左:隠れ家のようなライブラリー 写真右:指定した年に手紙を届ける時手紙

 

 

■視察内容

本視察は、単なる成功談の見学ではなく、逆境から立ち直る際に必要な「捨てる決断」「ターゲットの選び直し」「価値の再解釈」を学ぶ実践的なプログラムです。

 

プログラムの前半では、四代目より、民事再生から黒字化へ導いた具体的な意思決定プロセスや、コロナ禍を経て旅館の存在意義を問い直したリアルな再建プロセスを座学形式で共有します。

 

続く館内見学では、国際的なデザイン賞を受賞したアートサウナをはじめ、既存設備の「無駄」を価値に変える導線設計を現地で体感いただけます。

 

「何もしない贅沢」という抽象概念を、実際の施設設計や運用にどう落とし込んでいるか、そのプロセスを深く理解した後は、参加企業の抱える課題に即した質疑応答と壁打ちを行い、自社に持ち帰るための具体的な学びを深めていきます。

 

 

■視察のポイント

・「捨てる」決断: 民事再生から黒字化へ導いた固定費・設備・人材の整理術。

・既存資産の再解釈: 派手な投資をせず、アイデアとデザインで「レトロをエモい価値」へ変えるブランド更新術。

・体験価値の設計: 「何もしない贅沢」という抽象的概念を、実際の運用と施設設計にどう落とし込んでいるか。

 

 

■こんな方におすすめ

逆境を構造改革で突破したい経営者: 売上低迷や負債、需要変動に悩み、抜本的な経営改善を模索している宿泊・観光・地域事業者の方。

投資を抑えて新価値を作りたい方: 潤沢な資金がない中で、既存の設備や地域資源を活かした新商品・ブランド構築を目指す方。

新たな平日需要を創出したい施設運営者: 企業研修や合宿、視察プログラムを導入し、従来の宿泊モデル以外の収益源を確立したい方。

オプション追加料⾦

  • サバティカル設計ワーク(+30分) 1団体 16,500円(税込)

    「自社の“当たり前”を再解釈し、価値に変換する簡易ワーク」

  • 平野屋サウナ利用 1名 2,500円(税込)

    営業時間14:00~22:00(最終入場20:30)

内容の詳細

視察名

民事再生・コロナを越えた旅館再生の道のりと"サバティカル経営"を学ぶ視察プラン

カテゴリ

経済・産業

キーワード

経営再建 、サバティカル 、研修 、アトツギ 、組織 、マネジメント 、ブランディング 、アート 、体験 、宿泊

定員

5名〜20名

所要時間

90分

料金

55,000円/1団体(~10名まで)
以降 1名追加ごとに 5,500円(最大20名)

支払い方法

請求書払い

申込期限

実施希望日の45日前まで

実施⽇

通年 ※繁忙時除く

視察内容

導入(目的共有) (5分)
座学①:民事再生→黒字化(人/設備/商品/ターゲット) (25分)
座学②:コロナ売上ゼロ→存在意義の再定義 (15分)
館内見学:サバティカル体験の設計導線 (30分)
質疑応答・まとめ (15分)

講師紹介

平野寛幸(ひらの ひろゆき)
三谷温泉「平野屋」4代目。2009年の民事再生を受けて事業を継承し、既存設備を活かしたアイデアで黒字化・利益率改善を進める。
コロナ禍では創業以来初の売上2か月ゼロを経験し、旅館業の在り方を再定義。
現在は「サバティカル体験」を掲げ、滞在を通じて“みえ方が変わる”時間を設計している。

受⼊必須条件

・営業施設内での実施のため、当日の稼働状況により見学範囲・導線を調整する場合があります。
・写真撮影は原則可能ですが、他のお客様の写り込みやプライバシーに関わる箇所は制限します。
・申込時に「学びたいテーマ/現状課題」を簡単に共有ください(再建/商品/採用/地域連携など)

その他

本プランの受入先は適格請求書発行事業者として登録を行っています

集合場所へのアクセス

集合場所

平野屋

住所

〒443-0021 愛知県 蒲郡市 三谷町1-21 平野屋

最寄駅

JR三河三谷

アクセス方法

東名音羽蒲郡ICより車で20分 JR東海道線三河三谷駅より車で10分

視察受⼊先の情報

株式会社平野屋

平野屋は、愛知県蒲郡市・三谷温泉にて1932年に創業した、90余年の歴史を持つ老舗旅館です。 2009年に民事再生法の手続きを行うという大きな逆境に直面しましたが、直後に4代目が経営を継承。 大規模な新規投...

55,000 円(税込) / 団体

予約人数

5

合計

55,000円(税込)

予約内容を確認してリクエストする

視察内容

希望⽇

希望⽇追加

予約人数

決済⽅法

オプション追加料金

サバティカル設計ワーク(+30分)

「自社の“当たり前”を再解釈し、価値に変換する簡易ワーク」

1団体 16,500 円 x 1

16,500円(税込)

55,000

平野屋サウナ利用

営業時間14:00~22:00(最終入場20:30)

1 2,500 円 x 5

12,500円(税込)

55,000

キャンセル料について

予約をリクエスト後、予約が確定した際に本キャンセルポリシーが適用になります。
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予約内容を変更する場合

予約内容の変更を希望される場合、マイページの予約詳細/メッセージから変更可能です。
予約詳細ページから受入先にメッセージが送れますので、予約変更の旨をお伝えください。

料金の詳細

民事再生・コロナを越えた旅館再生の道のりと"サバティカル経営"を学ぶ視察プラン

@愛知県 蒲郡市 | 90分 | 5~20名

プラン基本料⾦

x 1 団体

55,000円(税込)

55,000

合計