【滋賀県東近江市】地域資源循環の最前線。"菜の花エコプロジェクト"からエネルギー循環を学ぶ視察プラン
@滋賀県 東近江市
90分
3~40名
現地視察プラン
【環境省(2023)第11回グッドライフアワード環境大臣賞(最優秀賞)受賞!】
https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/winner11/kankyo01-about.html
■会社紹介
2005年に滋賀県東近江市で設立されたNPO法人愛のまちエコ倶楽部は、環境活動を通じた地域活性と環境保全を目的に活動している団体です。2025年にはNPO設立20周年と菜の花館開館20周年の節目を迎え、継続と発展を続けています。
理念の根底には、食(Foods)、エネルギー(Energy)、つながり(Care)の三つの自給を地域の中で形成する「FEC自給圏」という考え方があり、地域に根ざした資源循環と人のつながりの創出を重視しています。
愛のまちエコ倶楽部は、環境保全と地域づくりを一体化させた活動を続けながら、「循環型の地域づくり」というモデルを国内外に発信し続けています。

■事業紹介
活動の柱は、資源循環の確立を目指す"菜の花エコプロジェクト"と、資源循環の拠点"あいとうエコプラザ菜の花館"の運営です。
ほかのNPOとしての取り組みについてはこちらのプランをお選びください。
○菜の花エコプロジェクト
菜の花エコプロジェクトは、1998年に旧愛東町で始まった取り組みを発端としており、地域内でのエネルギーと資源の循環を実践するモデルとして発展してきました。
このプロジェクトでは、家庭や学校給食から集めた使用済み天ぷら油を廃棄物としてではなく資源として捉え、粉せっけん"愛しゃぼん"やバイオディーゼル燃料(BDF)に再利用しています。
製造されたBDFは地域のバスや発電機に利用され、年間で約3万リットルの廃食油が活用されることで、およそ100トンのCO₂排出削減に貢献寄与してきました。
また、地域農家と協力して菜種を栽培し、自社製のなたね油"菜ばかり"の生産・販売も実施。
無農薬かつ国産非遺伝子組換えの原料を使用し、搾油から瓶詰めまでを手作業で行うことで風味を生かしたなたね油を製造しています。
さらにお米づくりから出るもみ殻を炭化させて土壌改良材となる"もみ殻くん炭(バイオ炭)"を製造し、炭素貯留による温室効果ガス削減にも取り組んでおり、この活動は農業分野でJクレジットの認証も受けています。

○あいとうエコプラザ菜の花館
こうした資源循環の拠点として機能しているのが、あいとうエコプラザ菜の花館です。
2005年に竣工されたこの施設は、2011年から弊団体が指定管理者として運営しており、BDFやせっけん、バイオ炭の製造、菜種油の搾油などのプラントを備えています。
見学ツアーや研修、廃食油からのBDF精製体験、菜種の搾油体験、せっけんやキャンドルづくりなど、多様な環境教育プログラムの提供が可能です。
"菜の花給食"という取り組みも行っており、地元産の菜種油を学校給食に取り入れることで、子どもたちが日常的に地産地消や循環の仕組みに触れられるよう工夫されています。
このように、NPO法人愛のまちエコ倶楽部の取り組みは環境問題や施設運営に留まらず、"環境×地域づくり"や"行政・NPOの協働"という横断的な取組を行ってきました。
環境活動としての成果に加えて、地域住民や行政とも協働する仕組みを築くことで、資源循環・教育・地域活性化といった複数の分野に効果が波及しています。
これらの活動全体が、地域の自立性と持続可能性を高めるための確かな基盤となっているのです。
写真左:BDFプラント 写真右:炭化プラント
■本プランについて
本プランではまず、NPO法人愛のまちエコ俱楽部のスタッフから当団体の活動概要や「菜の花エコプロジェクト」の理念、地域資源循環の仕組みについて説明をいたします。
そのときのキーワードは、"環境×地域づくり"や"行政・NPOの協働"の観点です。
続いて、館内の各設備を見学・案内を実施。
ここでは、使用済み天ぷら油から粉せっけん「愛しゃぼん」やバイオディーゼル燃料(BDF)を製造するプラント、菜種の乾燥・搾油・瓶詰めまでを行う搾油設備、お米づくりから出るもみ殻を炭化する「くん炭」製造装置など、実際の設備を間近で見ることができます。
最後に質疑応答や意見交換を行い終了となります。
本視察を通して、資源循環の実践方法、環境教育の進め方、地域経済と環境保全の両立モデルについて学ぶことが可能です。
官民問わず、環境保全や循環型エネルギーについて学びたい方は是非お申込みください。
※研修と同日に、体験プログラムがオプションで選択が可能ですので、ご希望の場合はお選びください。

画像:菜の花エコプロジェクト循環図
オプション追加料⾦
-
研修基本料 (必ずご選択ください) 1団体 6,050円(税込)
研修基本料金として1団体あたり6050円を頂きます。
-
【体験オプション】エコキャンドルづくり(約30分) 1名 363円(税込)
台所で不要となった油(廃食油)を利用して、エコなキャンドルをつくります。出来上がったエコキャンドルはお持ち帰り頂けます。
-
【体験オプション】BDF(バイオディーゼル燃料)実験(約30分) 1名 363円(税込)
廃食油から、バイオ燃料を精製する実験を行います。
-
【体験オプション】廃食油でせっけんづくり実験(要相談) 1名 605円(税込)
廃食油からリサイクルした粉せっけん「愛しゃぼん」。 同様の製造方法で、油をせっけん化させる実験を行います。 こちらの体験をされた方には粉せっけん"愛しゃぼん"40gをプレゼントいたします。 ※本体験をご希望の場合は、一度お問い合わせください。
-
【体験オプション】菜たねの搾油体験(40分) 1名 605円(税込)
薬品を用いない圧搾法で菜種から油を搾ります。 こちらの体験をされた方にはなたね油"菜ばかり"100gをプレゼントいたします。 ※お持ち帰りいただく容器(推奨:瓶)をご持参ください。
-
体験基本料(体験オプションを2つ選択される場合。) 1団体 3,630円(税込)
体験オプションを2つご希望の場合、こちらをご選択ください。 体験オプションを1つご希望の場合は、選択しないでください。
内容の詳細
視察名
【滋賀県東近江市】地域資源循環の最前線。"菜の花エコプロジェクト"からエネルギー循環を学ぶ視察プラン
視察名
【滋賀県東近江市】地域資源循環の最前線。"菜の花エコプロジェクト"からエネルギー循環を学ぶ視察プラン
カテゴリ
環境・エネルギー
カテゴリ
環境・エネルギー
キーワード
環境
、再生可能エネルギー
、循環
、エコ
、エネルギー
、SDGs
、資源活用
、地域資源
キーワード
環境 、再生可能エネルギー 、循環 、エコ 、エネルギー 、SDGs 、資源活用 、地域資源
定員
3名~40名
定員
3名~40名
所要時間
90分(+体験オプション30分~要相談。)
所要時間
90分(+体験オプション30分~要相談。)
料金
研修代を1人あたり605円に加えて、1団体あたり基本料金6050円頂戴いたします。
料金
研修代を1人あたり605円に加えて、1団体あたり基本料金6050円頂戴いたします。
支払い方法
請求書払い
支払い方法
請求書払い
申込期限
希望日の2週間前までにお申し込みください。
申込期限
希望日の2週間前までにお申し込みください。
実施⽇
火曜日・祝日・年末年始は、閉館しております。
実施⽇
火曜日・祝日・年末年始は、閉館しております。
視察内容
研修60分
見学30分
+体験30分~40分
視察内容
研修60分
見学30分
+体験30分~40分
集合場所へのアクセス
集合場所
あいとうエコプラザ菜の花館
集合場所
あいとうエコプラザ菜の花館
住所
〒527-0162 滋賀県 東近江市 妹町70番地
住所
〒527-0162 滋賀県 東近江市 妹町70番地
最寄駅
近江鉄道八日市駅
最寄駅
近江鉄道八日市駅
アクセス方法
■車:国道8号「友定町」交差点から約30分。
名神八日市IC、湖東三山スマートICから各約10分。
■公共交通機関:近江鉄道八日市駅下車、「ちょこっとバス」愛東循環線で約20分。
マーガレットステーション下車。
アクセス方法
■車:国道8号「友定町」交差点から約30分。
名神八日市IC、湖東三山スマートICから各約10分。
■公共交通機関:近江鉄道八日市駅下車、「ちょこっとバス」愛東循環線で約20分。
マーガレットステーション下車。
視察受⼊先の情報
特定非営利活動法人愛のまちエコ倶楽部
2005年に滋賀県東近江市で設立されたNPO法人愛のまちエコ倶楽部は、環境活動を通じた地域活性と環境保全を目的に活動している団体です。 理念の根底には、食(Foods)、エネルギー(Energy)、つながり(Care)の...