農家民宿で黒字経営を実現！本気で農泊・移住について考える方向けの視察プラン

■ふるま家のご紹介

ふるま家は江戸時代中期に建てられたと言われる茅葺屋根の農家民宿です。趣味の料理とホームパーティーが高じて「宿をしたい！」と空き家を探していた家主が京都府福知山市を訪れた際、今の古民家と里の景観に惚れ込み、両親と共に改修を手がけました。

古民家ならではの特徴を生かしつつも現代的な快適さも取り入れ、落ち着きのある現在の形に仕上がりました。

開業当初は家主が1人で切り盛りしていましたが、現在はふるま家を旅行で訪れたフランス人の夫と結婚し、家族で運営しています。

ふるま家の特徴は、食とエネルギーの自給自足を目指してさまざまな取り組みを行なっていることと、農家民宿として生計を立てられているということの２点です。

お米や野菜の栽培、薪を使ったバイオマスエネルギーによるセントラルヒーティング&給湯システムや太陽光ボイラーの導入など、食とエネルギー両面で、自給自足の生活をを目指しています。

また、農家民宿ふるま家を開業してから2023年で丸11年を迎えました。コロナ禍が未だ収まらぬ昨今ではありますが、おかげ様で宿としての生業はおかげ様で回復し、このようなご時世でも国内外の多くのお客様にお越しいただいております。

夫婦で日本語、英語、仏語が話せることもあり、海外のお客様が来客数の半分近くを占めています。TripAdvisorや世界最大級のオンライン旅行会社Booking.com等でも高い評価をいただき、海外メディアの取材などもこれまで多く受けています。

宿業と並行して、特技の英語を活かした英語カフェ、英語学習・留学相談、翻訳・通訳業や、自身の経験を元にした農家民宿経営・地方移住相談も行っています。

■視察プランについて

今回の視察プランは11年間、農家民泊を事業として運営できた経験を元に、農家民宿立ち上げまでの準備、マーケティング方法や宿泊料金の考え方、差別化戦略など経営的な視点からお話しさせていただきます。

「片手間でなく本格的に考えている方」「コロナ禍明けのインバウント向けの宿の経営」に取り組みたい方、地域の宿泊施設を支援・指導されている方向けの内容です。

また、移住を検討されている方からのご相談も受けてけています。

家主の沢田は京都田辺市出身で、アメリカの大学に学士留学、国内の大学院を終了後は東京・横浜で外資系企業に勤めていました。この土地に来たのは地方移住やインバウンド観光立国化が注目される以前の2009年。縁もゆかりもない土地に農家民宿開業という目標を実現すべく都会から一人で移住しました。

今では家族もでき、ご近所さまにも日々お世話になりながらこの地に慣れ親しんでいますが、田舎生活には都会出身者には馴染みのない生活習慣やご近所づきあいが多いのも事実です。

地方移住を検討されるうえで漠然とした不安を抱えてられる方であれば、必要な心構えや移住を決意するに際してしておくべきことなど、これまでの経験を踏まえたアドバイスもさせていただきます。

移住相談も希望される場合はオプションを選択の上、予約をしてください。

古民家らしさを残したリフォーム、高級ラウンジ感を醸し出す家具や照明器具の設置など、お客様にお喜びいただける自分達ならではの空間作りを心がけています。

夜には満点の星空が広がります。さまざまな国に行きましたが、この地にはどこにも負けない魅力が溢れています。