”どぶろく”を活用した地域活性化・地域産品開発を学ぶ「どぶろくBAR & ペアリング体験 in大宮」

■会社紹介

「1400年の伝統を、未来へつなぐ」

私たちは、日本の発酵文化を次の時代へ継承することを使命に活動しています。

全国47都道府県のどぶろく特区と連携し、それぞれの地域に根付いた"発酵の個性"を世界に発信。

また、2025年3月末より、日光にて精米歩合55%の高級伝統酒”にごり酒”の自社醸造を開始しました。

「発酵文化の未来をつくる」というビジョンの達成に向け、日本酒・どぶろくの新しい価値の創造、日本の伝統酒の唯一無二のブランドの確立に挑戦していきます。

写真左：独自開発した伝統酒アイス 白HAKU　写真右：代表平松

■どぶろく特区とは

どぶろく特区とは、地域限定で規制を緩和する構造改革特区の一種で2003年に制定されました。

元々どぶろくとは、蒸した米に水と麴（こうじ）を混ぜて発酵させることで、比較的簡単につくることができるお酒です。

かつては全国の農家などで作られ「家庭の酒」として愛されていましたが、1899年に酒造税が改正され、自家醸造が禁止になったため、どぶろく製造は衰退していきました。

しかし、どぶろく特区制度が開始したことで、現在はどぶろくを活用した地域産品開発や伝統文化の継承、農業振興などの取り組みが生まれています。

どぶろく特区では農家民宿や飲食店等を営む農業者が、自ら生産した米を原料として濁酒（どぶろく）を製造する場合、酒税法の酒類製造免許に関する年間最低製造数量基準が適用されなくなります。

現在特区の認定を受けた自治体が178件以上、免許を取得した醸造所が全国に120件以上と、全国でどぶろく製造に取り組む事例が増えています。

■視察内容

本プランは当社代表の平松による「どぶろく」をテーマとした講話と、3種のどぶろく飲み比べ＆料理ペアリングを行う「どぶろくBAR & ペアリング体験」がセットになったプランです。

地域活性化の手段としてどぶろく特区に取り組み地域が増える理由、どぶろくの持つ伝統、日本特有の発酵文化等についてお話しいたします。

また、どぶろく特区の生どぶろくは、米の生産から一貫して行われており、ワインのテロワールのように、それぞれの土地・気候・水で風味が全然違います。

そんなどぶろくの魅力についても「どぶろくBAR & ペアリング体験」で体感いただけます。

「ナチュラルワインのように楽しむ日本の発酵酒」という新しい視点を皆様にも感じていただければ幸いです。

皆様からのご参加、お待ちしております。

■スケジュール

・オープニングトーク：「なぜ、今どぶろくなのか？」

・代表講演①「どぶろく特区の歴史と、全国に広がる多様性」

・代表講演②「ナチュラルワインのように楽しむ日本の発酵酒」という新しい視点

・ 3種のどぶろく飲み比べ＆料理ペアリング（岩手県遠野市＆発酵食、宮城県登米市＆発酵食、栃木県那須町＆発酵食）