岡崎市「QURUWA戦略」視察|官民それぞれの目線で語るQURUWA戦略概要説明
@愛知県 岡崎市
3時間
1~50名
現地視察プラン
【注意】視察料金について、11名以上の場合は、1名につき11,000円追加となります。
■視察について
本プランでは、レクチャーとまち歩きを行います。
テーマは「行政・民間それぞれの立場から行うQURUWA戦略の概略紹介」です。
講師は、岡崎市都市政策部まちづくり推進課QURUWA戦略係の職員と岡崎市の都市再生法人「NPO法人岡崎まち育てセンター・りた」の事業企画マネージャー天野が務めます。
それぞれの説明内容、岡崎市の都市再生法人「NPO法人岡崎まち育てセンター・りた」のQURUWA戦略での取り組み紹介は下記をご覧ください。
■こんな方におすすめ
・公民連携まちづくりに取り組みたい行政職員
・公共空間活用に取り組みたい行政職員
・民間事業者の探し方、付き合い方のヒントを得たい行政職員
・公共空間活用等のため、行政を巻き込みたい民間事業者や商工会議所等
・リノベーションまちづくり(スクール)を始めたい行政職員、民間事業者等
・都市整備の大きな方向性は決まっているものの、具体的な進め方や市民・事業者の巻き込み方に悩んでいる行政職員
・行政との連携や、市民・地域・他の事業者との連携・協働がうまくいかず孤軍奮闘気味の事業者や公/民の担当者
■レクチャー内容
◯市役所職員からのレクチャー
・QURUWA戦略とはとこれまで
・大小のリノベーションまちづくりの意義
・庁内体制づくり(ワンストップ窓口の必要性、ドライブ手法、各課の伴奏支援等)
・公民連携まちづくりにおける行政の役割
・自治会への伴奏支援
・企業版リノベーションスクール実施内容・重要な視点
・民間事業者への営業方法
◯岡崎まち育てセンター・りたからのレクチャー
・いかにして、典型的な「行政主導ハード整備偏重型公共事業」から、「民間主体+行政支援型公民連携事業」にシフトしたのか
・なぜ岡崎は担い手が多いのか?どうしたら担い手を発掘できるのか?
・実際やってみて良かったこと/失敗したこと
写真:籠田公園の使い方を考えるワークショップ
■都市再生推進法人|NPO法人岡崎まち育てセンター・りたの紹介
「NPO法人岡崎まち育てセンター・りた」は、暮らすまちに愛着や関わりを持つきっかけと仕組みをつくりだすNPOです。
希薄化する風土に根差した地域の文化、生業、営みの歴史や関係性を読み解き共有することでの「まちのリテラシー」の向上。「楽しさ」や「愛着」を介して地域に関わる人の輪を広げ、顔の見える関係を築くことでの「地域活力」の向上。
そして、まちのリテラシーと地域活力を高めることで、地域固有の魅力を生み出す源泉である一次産業・二次産業およびその生産地(主に中山間地~郊外)と、消費の拠点である市街地をつなぐ地域経済循環を促す「都市経営力」の向上を目指して活動しています。
■これまでの取り組み
①QURUWA戦略|行政主導の都市整備を民間主体へシフトチェンジ
衰退した中心市街地に5年間で100億円を投じる「乙川リバーフロント地区整備計画」は、公表時必ずしも市民に好意的に受け止められたわけではありませんでした。ハード整備に偏った計画に危機感を持ったりたスタッフは、都市デザインや公民連携、かわまちづくりなど関連するテーマの専門家の登用、市民や事業者を効果的に巻き込むプロセスと手法を提案し、市担当者らと共に民間主体+行政支援の公民連携まちづくりへのシフトチェンジを図り、現在の「QURUWA戦略」の枠組みを築きました。
②松應寺横丁のまちづくり|空洞化の進む密集市街地の再生
4mに満たない路地が入り組んだ松應寺横丁では、街区の半数以上(19軒)が空き家となり、高齢化率も市平均の2倍(39.4%)で空洞化が進行していました。りたは地域住民に働きかけまちづくり協議会を設立し、レトロな風情が漂う木造アーケートと旧花街のまちなみを活かした地域再生に取り組み、これまでに延べ14軒の空き家活用を実現し、今では岡崎市を代表する魅力的なエリアになっています。また、地域の住民や事業者と連携して高齢者向けのサービスを充実させ、地域包括ケアのモデル地区にもなっています。
③岡崎まちものがたり・岡崎百景|市民主体の地域リサーチ+編集の企画・コーディネート
私たちが日々の暮らしの中で何気なく目にしている風景や風習、文化は、いつの間にか姿を変えたり忘れ去られたりして「あたりまえ」でなくなっていきます。そこで、書物には残らないような「土地の記憶」を写し取ることを目的に、市民一人ひとりの大切な景観を募り、市民投票を経て選定した「岡崎百景」や、市内47小学校区ごとに編集委員会を組成し、年表・地図・特集のネタを収集・厳選した「岡崎まちものがたり」の企画・コーディネートを行いました。
写真:令和1年QURUWA戦略シンポジウム
■岡崎まち育てセンター・りた講師紹介
天野 裕
岡崎まち育てセンター・りた 事業企画マネージャー/コミュニティ・デザイナー/博士(工学)
1976年、岡崎生まれ。
1991年、岡崎の中心市街地の公共空間でインフォーマルな定期ライブを開始。公共空間活用の作法を学ぶ。
1999年、東京工業大学在学中に同郷の三矢勝司と岡崎CDC研究会(OCDC研)を立上げ、奈良井公園の再整備計画、岡崎市図書館交流プラザ・りぶらの基本設計ワークショップなどを経て、りたの礎を築く。
2007年、東京10年、メキシコ3年を経て、岡崎にUターン。
路地、水辺、銭湯、石積みなど、絶滅が危惧される暮らしの舞台の継承と潜在的な価値の発掘をテーマに、松應寺横丁、乙川のかわまちづくり、QURUWAのまちづくり等に携わる。
■QURUWA戦略とは
2023年度「グッドデザイン金賞(上位20位)」を受賞した、公民連携まちづくりで評価される「QURUWA戦略(愛知県岡崎市)」。これまでも全国から数多く来訪していた独自の視察プログラムが、このたび内容をさらに充実させシサリー版としてアップデートされました。
QURUWA戦略とは、岡崎市中心市街地の主要街路と川辺を結び再生させていく都市戦略。
行政による公園・緑道・河川敷など公共空間の改修である「大きなリノベーション」と、それにインスパイアされて自分たちのまちを主体的に担おうとする地域や民間による活動や空間づくり「小さなリノベーション」の双方が、まちに再び市民の居場所を創出することを行なっています。
公・民がそれぞれの立場を活かして協働することで創造性が発揮されているところが評価されグッドデザイン賞を獲得しました。
この視察では、そんなQURUWA戦略で起きている様々な官民が関わる関連プロジェクトを各5コースにわけて現地で体感し、学べます。
■現在展開しているQURUWAプロジェクト一覧
QP(1):PPP活用拠点形成事業(太陽の城跡地)
QP(2):PPP活用公園運営事業(桜城橋橋上広場・橋詰広場)
QP(3):PPP活用拠点形成事業(東岡崎駅北東街区)
QP(4):乙川かわまちづくり事業
QP(5):PPP活用公園運営事業(籠田公園・中央緑道)
QP(6):PPP活用拠点形成事業(暫定駐車場)
QP(7):道路再構築事業
QP(8):東岡崎駅整備事業
QP(9):南康生エリアリノベーション事業
QP(10):リノベーションまちづくり事業
QP(11):ブランディング&情報発信
QP(12):回遊支援事業
■QURUWA戦略が目指す成果
①市民の暮らしの質の向上
・歩いて楽しく,自転車で回れて,車でも来やすいまちの実現
・多様な働き方・雇用の創出
・地域の暮らしを豊かにする空間づくりとその活用
②敷地単位ではなくエリアの価値向上
・質の高い公共投資により質の高い民間投資を呼び込む
・市域内経済循環を生み出す都市型産業等の創出
・官民が所有する低未利用な施設や空間を活用した持続可能なエリアマネジメントの確立
内容の詳細
視察名
岡崎市「QURUWA戦略」視察|官民それぞれの目線で語るQURUWA戦略概要説明
視察名
岡崎市「QURUWA戦略」視察|官民それぞれの目線で語るQURUWA戦略概要説明
カテゴリ
公共インフラ
カテゴリ
公共インフラ
キーワード
地域活性化
、まちづくり
、公民連携
、リノベーション
、観光
、PPP
、公園
、ブランディング
、QURUWA
キーワード
地域活性化 、まちづくり 、公民連携 、リノベーション 、観光 、PPP 、公園 、ブランディング 、QURUWA
定員
1名〜50名
定員
1名〜50名
所要時間
3時間
所要時間
3時間
料金
基本料金110,000円/1団体
※10名以上の場合は1名につき11,000円
料金
基本料金110,000円/1団体
※10名以上の場合は1名につき11,000円
支払い方法
請求書後払い
支払い方法
請求書後払い
申込期限
希望日の1ヶ月前
※申込後の人数・条件変更は視察日の8日前まで
申込期限
希望日の1ヶ月前
※申込後の人数・条件変更は視察日の8日前まで
実施⽇
平日9時〜18時
※業務状況によっては対応できない場合がございます
実施⽇
平日9時〜18時
※業務状況によっては対応できない場合がございます
視察内容
講義1.5時間+まち歩き1.5時間
視察内容
講義1.5時間+まち歩き1.5時間
その他
本プランの請求書は適格請求書と請求書の2枚を発行します。請求書の料金分は仕入れ税額控除が適応されないのでご注意ください。
その他
本プランの請求書は適格請求書と請求書の2枚を発行します。請求書の料金分は仕入れ税額控除が適応されないのでご注意ください。
集合場所へのアクセス
集合場所
桜城橋
集合場所
桜城橋
住所
〒444-0043 愛知県 岡崎市 唐沢町1丁目
住所
〒444-0043 愛知県 岡崎市 唐沢町1丁目
最寄駅
名鉄東岡崎駅
最寄駅
名鉄東岡崎駅
アクセス方法
名鉄東岡崎駅から徒歩5分
※専用駐車場はありません。籠田地下駐車場をご利用ください。
アクセス方法
名鉄東岡崎駅から徒歩5分
※専用駐車場はありません。籠田地下駐車場をご利用ください。
視察受⼊先の情報
QURUWA
乙川が東西に流れる岡崎市。 その中心部に位置する公共空間のそれぞれを「Q」の字で結んだエリアを「QURUWA」と名付けました。 このQURUWAエリアの活性化を目的として、岡崎市では「乙川リバーフロント地区公...