中山間地域から未来の村を作る!民間主導型エリアリノベーションPJ「obama village」の視察
@鹿児島県 霧島市
60分
1~20名
現地視察プラン
■Obama Villageの紹介
Obama Villageは鹿児島県霧島市隼人町小浜地区という人口600人程度の過疎集落に生まれた「新しい村」です。
地元の木材を活用して建てられた建物群は7店舗が入るショッピングエリアと7社が入居するオフィスエリア、シェアスペースに分かれています。
美味しいご飯を食べたり、非日常な空間で仕事に勤しんだりと、人ぞれぞれの楽しみ方で過ごせる場所です。
2024年5月に一期工事を終え、今後は近隣エリアに宿泊施設や賃貸住宅などを開発する二期工事を、その後は空き家のリノベーションやシェア農場、店舗付き住宅の開発を始める予定となっています。
この地に帰って来たいという人が住む場所、働く場所の創出、そして本当の意味での「豊かさ」を手に入れられるコミュニティビレッジとして、これからも事業を拡大していきます。
■設立経緯
Obama Villageは隣接する霧島市で11代続く工務店「株式会社住まいず」の本社オフィス移転がきっかけで誕生しました。
元々、小浜地区は美しい棚田状の地形に、錦江湾と桜島を目の前に臨む、自然豊かな集落です。
平成14年には国道10号の加治木バイパスが整備され、鹿児島空港まで10分、九州縦貫自動車道を利用すれば鹿児島市内まで30分といった交通の利便性も高い地域となっています。
小浜はそんな優れたエリア特性を保有している一方、人口666人、村人の約半数が65歳以上の高齢者、農地の多くが耕作放棄地になっているという典型的な過疎地域の課題に悩まされている地域でもありました。
株式会社住まいずの経営陣はかねてから「都市部への一極集中や成長前提の資本主義経済から少し距離を置き、自分たちの暮らしは自分たちのサイズで作る、これからの日本での新しい生き方」を模索しており、小浜ならばそんな新しい価値観を実現できると感じ、エリアイノベーションプログラムObama Villageプロジェクトを開始。
事業主体として株式会社Obama Villageを新たに設立し、完全民間の事業として、自己資金に加え金融機関からの借入を行い、土地の購入や建物の建造を行なっています。
■事業のポイント1:収益の確保
Obama Villageプロジェクトはエリア再生・まちづくり事業に分類されます。
通常、こうした事業は自治体等が公共空間活用として施設を整備し、民間がテナントとして入るものですが、本プロジェクトは完全民間事業として進めています。
そのため、本プロジェクトを持続可能なものにしていくためには、収益構造の構築が必要です。
収益構造を構築する上で、Obama Villageでは「人が来たくなるようなエリアづくり」という考えを軸に、魅力的なテナントの選定と、入居してもらうためのセールスに力を入れています。
またテナントに入っていただいた方々を、まちづくりの大切なパートナーとしてお互いに、助け合う、応援しあう関係を拡げています。
同一ジャンルの店舗は1つしか入れない、お歳暮用のケーキはテナントに入ってくれているお店から買う、仕事を発注するなど、積極的に相手の利になるような関わり方を徹底しています。
ただ、魅力的なお店を集めるだけではなく、それぞれを繋いでいくことでエリア全体としての価値を最大化、パートナーと共に持続可能な施設づくりに取り組んでいます。
■事業のポイント2:建物づくり景観づくり
魅力的なテナントに入る方を集めるため、多くの方に来場いただくPRのため、施設全体のデザイン性やストーリーが重要です。
そこでObama Villageでは全国の施設のデザイン等を手掛ける株式会社フジワラテッペイアーキテクツラボ(東京都)にデザインをお願いしました。
設計においては、事前にエリア全体のリサーチを行って環境や地域文化にも配慮した設計を行ってもらっています。
完成後も分室をビレッジ内に置いて継続的なビレッジのサポートや2期工事の設計も担ってもらっています。
また、ストーリー性として地産地消をテーマに、建物やフローリング、建具、テーブルやいすにいたるまで地元の山から伐採された木材を使用しています。
他にも、建物の外壁に使用している杉板を焼いた「焼杉」の製造作業をはじめ、建物づくりや景観づくりのいたるところを手作りで行なっています。
作業には地域の方やテナントの方などに参加いただくことで、コストカットだけでなく、参加した人に「自分がまちづくりに関わっている」という当事者意識を芽生えさせ、Obama Villageのファンづくりにも取り組んでいます。
■視察プランについて
Obama Villageは地元の民間企業が主導するまちづくり事業です。
民間主体だからこそ、公共空間としてのあり方、収益構造の確保など、様々な課題に向き合い事業を進めて来ました。
建設工事が始まって以来、国内でも珍しい先進的な事例として多くの方に視察いただいています。
本プランではそんなObama Villageを視察いただきます。
地域の特性を踏まえた建築設計・デザイン・作業面でのこだわりや課題感なども共有させていただきます。
また、より深く本プロジェクトを学びたい方向けに複数のオプションを用意しましたので、希望される方は選択の上、ご予約ください。
官民問わず、まちづくりに参加される皆様からのご参加お待ちしています。
■施設概要
◯ショップ棟
クラフトビール工場「ASH HEAD BREWERY」
洋菓子店「Patisserie M.YANAGITA」
オーガニックショップ「MILFOIL」
パン屋「baker shimoful」
コーヒー&ワイン「pot a cup of coffee」
その他順次オープン予定
◯オフィス棟
おばま工務店
株式会社中央グループ
株式会社ジョイントライフ
株式会社divx
株式会社フジワラテッペイアーキテクツラボ
株式会社ecommit
株式会社musuhi
◯シェアスペース
シェア会議室
シェアキッチン
コワーキングスペース
オプション追加料⾦
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代表者による講和(60分) 1団体 110,000円(税込)
株式会社Obama Village代表 有村 建弘より、本プロジェクトの概要、ビジョン、完成までの経緯や具体的な事業計画などをご説明いたします。
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コミュニティマネージャーによる講話(60分) 1団体 55,000円(税込)
コミュニティマネージャー玉井より、交流拠点整備のポイント、イノベーションを創出するためのコミュニティマネージャーの役割についてお話しします。
-
建築設計士による講話(60分) 1団体 55,000円(税込)
デザインを担当したフジワラテッペイアーキテクツラボの駐在員より、施設全体のデザインや設計コンセプト、完成までの経緯などについてご説明いたします。
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ブランディング担当者による講話(60分) 1団体 55,000円(税込)
ブランディング担当大迫より、施設全体のブランディング構築の取り組み、PR方法について説明いたします。
-
懇親会BBQ 1名 5,500円(税込)
視察後に懇親会としてBBQを開催します。当社代表は鹿児島スマートバーベキュー協会理事も務めているので、地元鹿児島の美味しい食材を楽しみながら、視察後に意見交換などを行います。(アルコールは別途)
内容の詳細
視察名
中山間地域から未来の村を作る!民間主導型エリアリノベーションPJ「obama village」の視察
視察名
中山間地域から未来の村を作る!民間主導型エリアリノベーションPJ「obama village」の視察
カテゴリ
地域活性化
カテゴリ
地域活性化
キーワード
まちづくり
、リノベーション
、地産地消
、関係人口
、交流人口
、コワーキングスペース
キーワード
まちづくり 、リノベーション 、地産地消 、関係人口 、交流人口 、コワーキングスペース
定員
1〜20名
定員
1〜20名
所要時間
60分
所要時間
60分
料金
税込3,300円/1名
料金
税込3,300円/1名
支払い方法
請求書後払い
支払い方法
請求書後払い
申込期限
希望日の1ヶ月前
申込期限
希望日の1ヶ月前
視察内容
施設内を案内(60分)
視察内容
施設内を案内(60分)
講師紹介
Obama Villageスタッフがご案内いたします。
※代表等、講師の指名がある場合はオプションからご選択ください。
講師紹介
Obama Villageスタッフがご案内いたします。
※代表等、講師の指名がある場合はオプションからご選択ください。
その他
・本プランの受入先は適格請求書発行事業者として登録を行っています
・移動手段は各自でお願いします。
その他
・本プランの受入先は適格請求書発行事業者として登録を行っています
・移動手段は各自でお願いします。
集合場所へのアクセス
集合場所
obama village
集合場所
obama village
住所
〒899-5103 鹿児島県 霧島市 隼人町小浜28番地
住所
〒899-5103 鹿児島県 霧島市 隼人町小浜28番地
最寄駅
JR日豊本線 加治木駅
最寄駅
JR日豊本線 加治木駅
アクセス方法
■車・バスの場合
東九州自動車道 隼人西インターより車で3分
■飛行機の場合
鹿児島空港より車で15分
■電車の場合
JR日豊本線 加治木駅より車で7分
アクセス方法
■車・バスの場合
東九州自動車道 隼人西インターより車で3分
■飛行機の場合
鹿児島空港より車で15分
■電車の場合
JR日豊本線 加治木駅より車で7分
視察受⼊先の情報
株式会社Obama Village
新しい村を作ろうと思う。 この小浜の地で、家を建てる人もいれば、美味しいパンを焼く人もいる。働く人も、海辺で遊ぶ人も、寝るだけの人もいる。 日本における「村」とは、最小の地方自治団体。 都市部へ...