【講演会】官民連携の新電力で再生可能エネルギーの地産地消に挑む

【企業紹介】

当社は、鳥取県米子市の地方創生総合戦略の施策の一つとして、２つの自治体と地元企業５社の出資により設立された官民連携の新電力会社です。地域の太陽光発電所、一般廃棄物によるバイオマス発電所、小水力発電所、地熱発電所など、多様な再生可能エネルギーを活用した発電所から電力を調達し、米子市を中心とした鳥取県西部地域の公共施設を始め、ケーブルテレビ事業者である「株式会社中海テレビ放送」と連携し、一般家庭、企業など、およそ1万件に電力を供給しています。

他にも地域熱供給事業、電源熱源開発事業、省エネルギー改修事業、次世代エネルギー実証事業、視察受け入れおよびコンサルタント事業を含めた６つの事業を展開し、エネルギーを通じた地方創生に取り組んでいます。

【プラン内容】

当社は、2016年4月から電力小売事業を開始し、同年10月からは電力卸売事業を開始しました。小売電気事業は開始以降、売上高を順調に伸ばし営業利益も黒字となっています。

このように安定した経営を実現している最大の理由としては、バイオマス発電（４ヵ所）をはじめ、太陽光発電（４１ヵ所）、風力発電（１ヵ所）小水力発電（２ヵ所）、地熱発電（１ヵ所）等と、多様な地産電源を確保できたことと、供給先として米子市や境港市、大山町等の鳥取県西部を中心に、庁舎や学校、公民館、文化施設、運動施設等の公共施設８００件以上を契約できたことが挙げられます。

また、電力の需給管理を内製化してピーク時の電力需要を抑えるデマンドコントロール（最大使用電力を抑えることで基本料金を節約）など、従来の電力会社にはできない省エネ提案を行うことで、地域のエネルギー経済基盤づくりに貢献してきました。

このような蓄積されたノウハウや、官民連携の事業プロセスについての講演を行っております。内容についてのご質問・ご要望など、お気軽にお問合せください。

これまで様々な賞を受賞しています。

【受賞歴】
2018年度 第6回グッドライフアワード環境大臣賞自治体部門
2020年度 新エネ大賞地域共生部門資源エネルギー長官賞
2021年度 電力サービス「Chukai 電力」グッドデザイン賞受賞（サービス主体は株式会社中海テレビ放送）
2022年度 第一回脱炭素先行地域に選定

【講師プロフィール】※内容等により講師は変わります。
森 真樹
ローカルエナジー株式会社　専務取締役
株式会社中海テレビ放送　常務取締役
 

【経 歴】
1975年、愛媛県西条市（旧周桑郡小松町）出身。
2017年度　経済産業省「始動 Next Innovator 2017」シリコンバレー選抜
技術士（総合技術監理部門、建設部門［都市及び地方計画、建設環境、道路］）

1998年中国電力グループの中電技術コンサルタント株式会社入社
「エネルギー×都市計画」を専門に、中国地方の各自治体の再生可能エネルギー導入に関する計画立案及びスマートコミュニティ構想の策定に従事
2012年10月鳥取県米子市にＩターン
株式会社中海テレビ放送において、放送・通信・エネルギー事業に関する事業企画を担当
2015年12月ローカルエナジー株式会社の設立に伴い、同社に出向
2017年6月から現職