廃校となった中学校を活用した民間企業による地域活性化事業について

■施設紹介

“たからべ森の学校”は廃校となった学校を活用した職業訓練校です。

職業訓練校では主に農業・調理技術を中心とした人材育成を行っています。

元職員室を改装したカフェや学校体験型の宿も運営しており、一般の方でもご予約、お楽しみいただける施設です。


■これまでの経緯
2012年3月31日、鹿児島県曽於市にある曽於市立財部北中学校が長い歴史に幕を降ろしました。

地域の方にとって、思い出の詰まった学校をなるべくそのままの形で活用したいと思い、 再就職を目的とした職業訓練施設「たからべ森の学校」を2013年5月14日に開校しました。

国の離職者向け職業訓練施設として、農業・調理の人材育成や女性起業家応援プロジェクトなどの事業と、元職員室を改装したカフェ“たか森カフェ”の運営を行っています。

2018年5月15日には、学校体験型宿泊施設「たからべ森の学校　星の宿」もオープン。

元保健室や元美術室を改装して、「アナログ体験＋学校に泊まる＝一生、忘れられない想い出を演出」する体験を提供しています。
 

■取り組み紹介

たからべ森の学校では、以下の事業を行っています。

○人材育成事業(農業・調理・林業)
移住・定住の入口となる職業訓練施設の運営を行い、曽於市への移住促進に取り組んでいます。

農業人材育成科…農業とPCスキルの両方が学べる、日本でも珍しい職業訓練コース
調理加工科…鹿児島県内で唯一の「調理の職業訓練」として、平成28年度に開講
農産加工販売科…六次産業化を目指した訓練として平成28年2月に開講
 

○たか森カフェの運営
校舎の職員室を改装し、黒板等の学校テイストはそのままに、どこか懐かしい雰囲気のカフェとなっています。

職業訓練で育てられた野菜や、地元のジビエを使った料理を提供。結婚式会場・コスプレ撮影会場としてもご利用頂いています。
 

○学校体験型宿泊施設 たからべ森の学校 星の宿の運営
平成30年5月14日オープンした体験型の宿泊施設です。

元保健室を使った個室や、教室を使ったグランピング施設など、様々な客室からお選びいただけます。

また、たからべ森の学校が位置する鹿児島県曽於市財部町は、国が実施する「全国星空継続観察」で日本一の観測適地に何度も選ばれた街です。その立地を生かし、学校の屋上で星空を眺められる非日常を提供いたします。

※今回の視察で、ご宿泊も合わせてご希望の方は別途ご案内させていただきます。

■プラン内容

本プランでは以下の内容についてご説明させていただきます。

○廃校活用(職業訓練、飲食、宿泊活用)までの流れ

○職業訓練の実績と効果

○自主財源の獲得について(廃校活用のマネタイズ)

○今後の展望(高級ジビエ商品開発＆狩猟後継者育成)について


もちろん、施設もご案内させていただきます。ご昼食をご希望の方は以下のオプションからお申込みください。

廃校活用をご検討されている方のみならず、施設の事業について検討中の方や就職支援をされている方にもご参考いただける内容となっております。

是非お申込みください。