まちづくり成功の秘訣は補助金より人材育成！「まちづくりプレイヤー育成について」

■講師紹介

一般社団法人地域改革の代表理事、竹本はまちづくり活動をボランティアで12年、本業として7年以上実施してきました。

完全民間まちづくり会社を５つ立ち上げており、福井県内で一般社団法人福井県まちづくりセンターの経営も行なっています。

これまで様々なソフト事業、プロジェクト運営、プレイヤー育成事業を実施しており、プレイヤー育成のノウハウを全国のまちづくり専門家と連携し展開を行なっています。

■地域改革が考える「まちづくりプレイヤー育成」のポイント

１. 実践した事しか教える事はできない。

プレイヤーは方針より具体的なやり方が分からないといった悩みを抱えています。

そこで当団体では実践の経験から机上の空論ではないノウハウを伝えるようにしています。

２. 企画より、人材

まちづくりにおいて企画内容はそれほど重要ではありません。大事なのは、企画を行う人材です。

どんな企画も成功にも失敗にもなりえます。成功する秘訣は、覚悟と力のある方が、自身のやりたい事に取り組むということ。

地域に根付く企画を産むためには、そうした人材の存在が必要不可欠です。

３. ノウハウは１つの手法

無形物である企画は、答えの出し方は無数にありノウハウは方程式の１つでしかありません。　

10の答えを探すのに5+5、2×5、10000-9990とさまざまな方法があるように、まちづくりの企画も自分のやりやすい方程式でやれば良いと考え、その人に合った方程式を一緒に考えます。

■これまでの取組

・年間80以上のソフト事業のディレクション。

・まちづくりプロジェクトは20以上運営。

・プレイヤー育成事業を年間10以上受託。

■視察プラン紹介

本プランはまちづくりの成功に不可欠な「まちづくりプレイヤー育成について」お話しするプランです。

3つのテーマについて説明を行いながら、質疑応答を随時受け付けるディスカッション形式で開催します。

テーマ内容は以下のとおりです。

まちづくりに関わる幅広い方々のご参加をお待ちしています。

※オンラインで開催します。

■講義内容

◯テーマ１.補助金制度の課題

補助金制度の問題点と対策の話をします。

行政は市民のまちづくり活動に対して多くの補助金制度を有しているが、その成果は十分でしょうか。補助した後の事業の継続率はどのくらいでしょうか？補助金の要件に合わせた事業をやっただけで、本当にやりたい事だったのか、そこに意味はあるのでしょうか？

与えられた補助金を消費する事は誰にでもできます。

遅かれ早かれ、補助金なしでも自走できるように支援したいが、そもそも補助金を受ける側にその意識はあるのでしょうか。

「補助金がないから事業が実施できない」と市民側が依存状態になるケースは少なくないです。補助金は使い手の意識次第で薬にも毒にもなります。

まちづくりの活動に補助金を出すよりも、まちづくり活動を通じて同等の金額を生み出せる「人材育成制度」の方が数十倍の価値があります。

◯テーマ２.ノウハウ紹介

まちづくり活動に必要なノウハウは沢山あります。

その中でも主に「収益構造構築の作り方」と「行政とのかかわり方」についてお話をします。

主なノウハウ例

・活動の始め方、進め方

・企画の作り方

・広報のやり方

・プロジェクトシートの使い方　パブリシティ戦略  

・収益構造の作り方

・営業のやり方

・プロとしての意識改革

・行政とのかかわり方

◯テーマ３.プレイヤー育成の間違いについて

プレイヤー育成事業は多くの間違いがあります。

ポイントと対策のお話をします。

間違い例

皆で１つの決めるチーム制は失敗の最大の要因です。

各々やりたい事が違うが、チームで決めれば

・やりたい事ができない

・主体性、責任感を持たない

・スピードが激減する

皆で語り合い１つの事を決めるのは美しく見えますが、結果プランだけが残り誰も実行しません。

1人のやりたい事から、賛同する人が集まり増えていく事が重要です。

◯最後に.参加者からの質問対応

講座内容について、その他気になる点の質問にお答えいたします。

何なりとお申しつけ下さい。