かがみの近代美術館は、一部の画家は再評価されてはいるものの、その多くが忘却の彼方へ置き去りにされようとしている国内の“夭折・未完の画家”を中心に紹介しています。 館主がサラリーマン時代に人知れず収集したコレクションを並べた、誠にささやかな“自称美術館”ではございますが、少しでもこうした不遇の画家たちの顕彰の機会になればとの思いで開設させていただきました。
古民家でシニアの方々がゆっくりと鑑賞していただける空間の提供に努めてはおりますが、当館が最もメッセージを伝えたいのは若い人たちであり、時空を超えて同年代の生きた証としての作品と向き合っていただくことを願っております。
もとより高価なものは一切ないサラリーマンの等身大コレクションである点をお許しいただき、ご来館の上、時間の許す限りゆっくりとご鑑賞いただきたいと存じます。
また、岡山県・・・というより日本を代表する“やきもの” 備前焼の秀作(現代作家を中心)を展示させていただいております。当館では絵画、花、そして古民家を引き立てる“脇役”を務めますが、是非ともご来館いただき、伝統作品の持つその素晴らしさ、空間をも支配するほどの力強さを実感いただければと思っております。
それでは皆さまとお会いできる日を楽しみにしております。
受入先基本情報
住所
岡山県 苫田郡鏡野町奥津川西692