エネルギーマネジメント連動型EVカーシェアリング「eemo（イーモ）」の現地視察＆取組解説

■会社紹介

株式会社REXEVは、電気自動車およびその搭載バッテリーを適切にマネジメントするノウハウおよびシステム提供を土台に事業展開を行っています。

EVのカーシェア事業を祖業に、企業・自治体のEV導入および運営の支援サービスやEV充電時の電気料金上昇を自動で抑えるスマート充電器の提供等に事業領域を拡大してきました。

EVカーシェアリング「eemo（イーモ）」については自社直営事業として開始した後、フランチャイズ展開にて全国に拡大。

2025年11月末時点で直営、フランチャイズ含め10都道県に47か所79台のカーシェア車両を提供しています。

■カーシェアリングサービス「eemo（イーモ）」について

2020年6月1日より、神奈川県小田原市を中心とした神奈川県西部にて電気自動車に特化したカーシェアリングサービス「eemo（イーモ）」を開始しました。（サービス開始時 車両台数：20台）

その後、自社直営運営は神奈川県西部を中心に拡大し、その他エリアはブランド・ノウハウおよびシステムを提供するフランチャイズ形式で拡大を行っています。

■これまでの成果

2020年6月からサービスを開始し、2025年5月末までの間に以下の成果を実現しています。（視察現場以外の取組を含む）

・EVカーシェアリング総利用回数：70,809回

・総走行距離：2,176,642km

・ガソリン車使用時と比較したCO2排出削減量：148,844kg-CO2

・5年間で一度以上サービスを利用した会員数：5,675名

■現在の課題・今後の取り組み

・EV自体の普及促進、EVカーシェアリングの認知/稼働向上

・神奈川県以外への取組の拡大を進めていきたい。（そのためには各地域の現地パートナーとの連携が必要） 

■視察内容

本プランでは、全国でも珍しい、エネルギーマネジメント（駐車中のEV蓄電池を電力の需給調整に活用する）連動型EVカーシェアリングの現地確認を事業責任者の解説付きで確認いただくことができます。

参加いただいた皆様には、EVカーシェアリングステーションの見学、EVを含む地域マイクログリッド実証現地の見学だけでなく、EVカーシェアリングの概要についての講義/質疑応答も行います。

郊外地域でのEVカーシェアリングの実施事例、地域交通の一部としてのEVカーシェアリングの活用方法、EVをエネルギーマネジメントに活用する事例を学んでいただける内容です。

脱炭素施策を進めたいと考えている自治体の方、EVを使った新規事業を考えている法人の方にぜひご参加いただきたい視察となっています。

自治体の方については、希望をいただければ小田原市様のご視察を合わせて実施できるかを当社を通じて確認することが可能です。

皆様からのご参加、お待ちしております。

写真：視察の様子