【福岡県宗像市】団地再生の”いま”を知る！官民連携でつくる「日の里団地再生プロジェクト」視察プラン

■日の里団地再生プロジェクトとは？

福岡県宗像市にある日の里団地は、今から約５０年前に完成し、最盛期には約20,000人が暮らしを共にした九州最大級の集合住宅です。

2020年、老朽化が進み人が住めなくなった一部閉鎖棟を解体し、次の50年を暮らす場をつくる団地再生プロジェクト「さとづくり４８」が始動しました。

言葉としては月並みかもしれませんが、古くなったものをただ壊して、新しくつくり変えるのではなく、日の里団地や宗像という地域で大切にされてきた「気持ちのバトン」を次の世代へと受け渡すことをテーマにさまざまな活動をおこなっています。

本来は解体予定だった「４８号棟」は、プロジェクトのメンバーで修繕しながら、「地域の会話を生む」場所として生まれ変わっています。

「地産地消を目指すブリュワリー」や「コミュニティ拠点となるカフェ」、「子供たちが活き活き成長する保育園」など、地域の中での話のタネになっていく「地域の文脈」を後押しする機能がどんどん生まれてきています。

誰かにつくってもらう「まちづくり」ではなく、地域の人たちが主人公になってよく変化させていく「さとづくり」を目指して活動を続けています。

▼さとづくり48HPはこちら　https://stzkr.com/

▼さとづくり48の日常風景はこちら　https://www.instagram.com/satozukuri48/

■視察プランについて

日の里団地では、住む人と行政、民間企業、クリエイターとがいっしょになって次の50年の基盤となる「さと」をつくっています。

2021年5月のオープン後、たくさんのメディアが取材してくださり、私たちの活動の良いところを広めていただきました。

でも、実際の現場は、決してキラキラした場面ばかりではなく、日々そこに人がいて、それぞれが理想を語り、見えない結果に向かって挑戦し、ぶつかって失敗するという、トライアンドエラーの連続で、それでも諦めなかった結果が今の「ひのさと48」という場所です。

地方創生や団地再生、コミュニティづくり、エリアマネジメントなど、日本中で私たちと同じように悩んだり、葛藤したりしている人たちがいると思います。

そんな方々を勝手に仲間だと思い込み、今まで蓄積してきた数々の失敗談と、結果として今起こっている日の里の日常を、視察という形で公開しようと思います。

私たちの活動に興味を持っていただければ、ぜひお問い合わせください。いろいろお話しましょう！

■各種条件

所要時間：90分

内　　容：プロジェクトについての座学（30分）＋「ひのさと48」施設見学（60分）

費　　用：３名まで￥15,000/３名以上は一人あたり＋￥3,000円

実  施  日：水曜日〜土曜日

実施時間：午前の部（10:30-12:00）/午後の部（13:30-15:00）

※その他の曜日、時間をご希望の方は事前にご連絡ください。