子ども達に未来を貸し出す。"未来図書館"の教育プログラムを体感する視察プラン

■団体紹介

NPO法人未来図書館は、岩手県盛岡市に拠点を置く非営利団体で、2004年12月に設立されました。

「子どもと社会がつながることで、一人ひとりを尊重し合い、自分らしく幸せに生きていく社会の実現」を理念とし、主にキャリア教育や地域連携を通じた人材育成を目的とした活動を行っています。

未来図書館の代表的なプログラムの一つが"未来パスポート"です。

これは岩手県内の小・中・高校で実施されているキャリア支援プログラムで、「働くことの意味」や「自分らしく生きること」について考える機会を得ることができます。

これまでに県内約190校で実施され、50,000人以上の子どもたちと3,000人以上の大人がこのプログラムに参加しました。

その他にも、地域課題をテーマにしたワークショップや大学生向けのキャリア支援イベントなども行っており、年齢や立場を越えて学び合う多様な場づくりを大切にしています。

■取り組み紹介

当社の教育プログラム"未来パスポート"は、岩手県内の小・中・高校を対象とした出前授業型のキャリア教育プログラムです。

この取り組みは、「子どもと社会がつながることで、自分らしく生きていける力を育てる」ことを目的としており、多様な生き方や働き方に触れることを通して子どもたちが将来の進路や人生について主体的に考える機会を提供しています。

プログラムの大きな特徴は、地域で実際に働く社会人たちが"ゲストティーチャー"として学校を訪問し、自身の仕事や人生経験について子どもたちに直接語りかける点にあります。

教師とは異なる立場から、さまざまな価値観や人生観に触れることができるため、子どもたちは学校では得られないリアルな社会の一面に出会うことが可能です。

ゲストには、企業の社員、公務員、農業・漁業従事者、アーティスト、起業家など、職種も経歴も多様な人々にお越しいただいています。

このプログラムは2004年から2025年までで、岩手県内の190校で実施され、延べ50,000人以上の子どもたちが参加しました。

また、参加した社会人ゲストも3,000名を超えており、地域全体が教育に関わる「協働の学びの場」としての機能も果たしています。

「未来パスポート」は、単なる職業紹介にとどまらず、子どもたちが「自分の未来を自分でつくる力」を育むことを目指した教育プログラムであり、未来図書館の理念を体現する中核的な取り組みです。

その他にも、中高生と大学生・社会人がテーマに沿って少人数で語り合うプログラム"かだる"や、70代〜80代のゲストから、モノ・道具を通じて郷土の昔の暮らしや知恵を楽しみながら学ぶプログラム"わくわくタイムマシーン"という取り組みも行っています。

■視察プランについて

未来図書館は、少子高齢化により学校の統廃合が進む中、「いつだって未来への希望は子供達の中にある」と考え、学校を舞台に子供達が地域の魅力的な大人達の希望ある生き方を知る機会を創出してきました。

地域を応援する企業の皆様、自治体職員の皆様、大学の研究者の皆様にお勧めの視察プランです。

○スケジュール

①活動紹介(50分)

190 校、50,000 名以上の小中高生×約 3,000 名の大人（学生含む）の学びあいプログラムの様子を映像などで紹介し、校種や目的に応じたプログラム展開などについてお話します。

②コース選択(100分)

下記オプションから選択ください。

③振り返り・質疑応答(20分)

体験を振り返りながら、質疑にお応えします。運営する上での留意点、校種や成長段階、地域性毎の展開事例、企業での活用事例などお気軽にご質問ください。

当法人のキャリア教育支援プログラム応援企業の方からは、「人材育成」「地域貢献」「会社 PR」「社内の活性化」「教育支援」「コンプライアンス強化」として役立ったとの声を多数いただいております。

また、「郷土愛」や「仕事への誇り」を再認識したり、人間関係やストレスに悩む社会人の方のリフレッシュの機会としてもご活用いただくことが可能です。

本プログラムを参考に、自治体独自にプログラムを導入いただくこともできます。

（パートナーシップ提携またはプログラム冊子購入が要件となります。）

自治体職員の研修・企業の社員研修・PTA 研修としても、ぜひご活用くださいませ。