子育て世代に寄り添った、企業主導型保育園とコワーキングスペースの隣接運営について学ぶ視察プラン

■施設紹介

コワーキングスペース ツナグは「子育ても仕事もする女性が働きやすい環境を作りたい」という思いから、設立された施設です。

コワーキングスペースのすぐ横は、月極の保育園が設置されており、テレワークやフリーランスという働き方ができる保護者が、お子様を隣の保育園に預けながら、コワーキングスペースで仕事ができる作りになっています。

お子様の声を聞きながら、安心してお仕事ができる環境です。

○コワーキングスペース　ツナグについて

東武伊勢崎線「五反野駅」より徒歩4分の場所に位置し、オープンスペース･半個室･小上がり･キッズスペース4つのエリアをご用意しています。

集中したいとき、打ち合わせがしたいとき、子連れで過ごしたいとき等、その時々の目的に沿った利用が可能です。

個室ブースや通信設備はもちろん、授乳室やオムツ替えシートもあり、子育て世代でも安心してご利用いただけます。

○つなぐ保育園について

つなぐ保育園はコワーキングスペース　ツナグに隣接する保育園です。

子ども家庭庁の規定に沿った保育園なので、認可保育園と同等の安全基準で運営しております。

当保育園は企業主導型保育園で、ご利用の際は自治体を通さず保育園と直接契約になります。

そのため、短時間勤務や自営業の保護者のお子様も入園が可能です。

つなぐ保育園は、子育て世代をつなぐ役割を担うとともに、「適度に仕事をしながら、子どもとの時間を大切にする」が叶う場所を作ります。

■施設設立の背景

10年ほど前に、子どもを育てながら働きたいと思う女性のニーズ（フルタイムでの共働き家族）が急激に増えました。

しかし、自治体は保育園の設置に消極的で増えず（近い将来の「少子化」が見えていたので）、その時代の働く女性の間にモヤモヤが広がり、「保育園がないから職場復帰できない！」というママさんの怒りが、ベビーカーや抱っこひもで赤ちゃんを連れて役所に押し寄せる、という形で現れました。

当社代表も、認可保育園に全落ちし、職場復帰できないかも、、と途方に暮れた一人でした。

その後、そのママさんたちの行動は、国を動かし、保育園設置について今までの自治体だけでなく、「国」が新しい制度を作りました。

それが、当社の保育園でもある「企業主導型保育園制度」です。

この制度は、財源を、会社が社会保険と共に支払う「子ども子育て拠出金」としています。

保育園がなくて職場復帰できなくて困るのは、保護者だけでなく、その勤務先の会社もだよね、ということで、会社もその負担をすることで成り立っている保育園制度です。

コワーキングスペース ツナグは、その企業主導型保育園と、多様な働き方ができるコワーキングスペースが一体となった施設なっています。

■企業主導型保育園×コワーキングスペースのメリット

・認可保育園でないので、保護者は保育園との契約だけで入園が決まり、計画が立てやすい

　（認可保育園は　4月からの入園の申し込み結果が2月中までわからないということで、キャリア計画が立てずらい）

・保護者の多様な働き方に寄り添いやすい（大きな認可保育園は「保育園ルール」が強いので）

・母乳育児ができる（保育園の側で仕事をしているので）

・子どもの声を聞きながら、仕事ができるので、安心

・子どもの体調が悪くなった場合でも、すぐに相談ができるので、安心

・保護者同士でコミュニケーションが取れる（コワーキングスペース内でお話ができるので）

■視察プランについて

コロナで、テレワークが広まり、多様な働き方を可能になっている。

子育てしながら、仕事もしっかりしたい、という保護者のニーズにこたえられる施設だと思っています。