地域連携DMO「海の京都DMO」をまなぶ

■海の京都DMOのご紹介

一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社（通称：海の京都DMO）は海の京都地域（福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町及び与謝野町地域）の連携とネットワークの強化を図り、観光地域づくりの推進、交流人口及び関係人口の創出・拡大や、移住・定住の促進及び京都府北部地域連携都市圏の取組の具体化により、京都府地域全体の活性化を目指す観光地域づくり法人です。

上記のように7つの市町が連携したDMOは日本においても数少ないDMOの一つです。2022年には、ふるさと納税の返礼品として北部7市町で使用可能な（広域で利用することが可能な取組としては日本では初）、寄附額に応じて発行される電子ギフトの事業をスタートするなど、行政含め、観光団体等から組織、運営、事業等について多くの問い合わせをいただております。

観光地域づくり法人として、観光スポットや地域の魅力を紹介するサイトの運営、各種メディアやイベントを活用した情報発信による観光客の誘客、さらには既存の観光資源の深掘り、地元事業者と連携したインバウンド受入体制、新たなコンテンツ開発から販売まで行っております。

また、世界に向けて、富裕層向け商品の開発、ヴィーガン対応可能な宿泊先の開拓、販売、さらには海外AGTとの連携協定など、海の京都の魅力を世界中に広めるための活動も行っています。

■プラン紹介

今回のプランは、海の京都DMOの組織、取り組んでいる事業（例：ふるさと納税事業、インバウンド）など学んでいただきたいと思います。

決して成功事例ばかりではありませんが、海の京都DMOが抱える課題や失敗事例など、皆様と意見交換を通じて、双方共にwinの形になればと思っています。

事前に海の京都DMOのHP（https://www.uminokyoto.jp/）などをご確認いただき、学びたい項目をピックアップしていただけると幸いです。

■これまでに取り組んできた主な事業例（一部抜粋）

１．情報発信・プロモーション

・催事、メディア関係など、国内、さらには海外において「海の京都」をPR

⇒HP、SNS、ラジオなど

⇒World Travel Market 2022（イギリス）、The Japan Rail Fair 2022（シンガポール）など

・エリア内の観光・歴史・文化・暮らしをテーマとした記事「海の京都Times」の発行

２．地域づくり支援

・地域課題（地域文化の活用など）を解決する実証事業の支援、企業研修の誘致

・離職防止を目的とした若者定着支援事業

・事業者とのデータ、情報共有を目的とした情報共有の場、地域事業者との連携（通称：DMOサロン）

・デジタルマーケティングチームの設置

３．地域コンテンツ造成支援（インバウンド含む）

・産業観光（食など）、農泊の推進、自転車利用促進（e-Bike）

・アドベンチャーツーリズムの推進

⇒スイスで開催された「Adventure Travel World Summit2022 Lugano」に参加

・着地型体験商品の開発、販売

・海外旅行会社とのパートナーシップ

・ふるさと納税共通返礼品の開発

HP上で海の京都地域の魅力をPRする特集ページ例