地域支援拠点”関係案内所はつひので＠材木座”の視察プラン

■こちらの視察プランは、こんな方におすすめ

・人と人との繋がりを通した地域活性化を進めていきたい

・人が集うコミュニティスペースやシェアオフィスを運営したい

・民間主導型の中間支援組織を作っていきたい

<過去視察事例>

・起業支援、若者支援など、を通して地域活性化や産業振興を目指している自治体

・地域福祉センターなど地域の繋がりから福祉的予防を行うことを考えている自治体

・ワーケーションを通して県外から人や企業を誘致したい自治体や企業

■施設紹介

関係案内所はつひので＠材木座は2022年6月、神奈川県鎌倉市材木座にオープンしたコミュニティスペース兼シェアオフィスです。

年間約1,000人が訪れ、現在10社法人企業が入居、国内外の連携拠点４箇所、10個以上のプロジェクトを生み出す場になっています。

関係案内所はつひので＠材木座の1階は1925年に創業した町の酒屋さん「日の出屋商店」をリノベーション。

日の出屋商店は昭和から平成に渡って材木座という地域の中心地点でもあり、この町で900年以上続く大町まつりの際は今でもお神輿が置かれて、担ぎ手や町内の方々が一休みする休憩地点となっています。

関係案内所はつひのでは、「地域に入りたいが一番最初に誰に相談したらいいかわからない」「1人で何か始めるのは不安」、そんな方向けに地域の関係を案内する拠点です。

また、法人企業が10社登記していただいており、シェアオフィスとしての機能も備えています。 

地域に関する気軽な相談や、コミュニティキーマンによるまち歩きやトークイベント、交流会の参加ができます。

地域に新たに入る上で、ひととまちの結節点になることを目指しています。

はつひのでは、民間主導でまちと人との結節点になることをビジョンに掲げる株式会社public and coが運営しています。

■施設実績

関わっている地域コミュニティ 1,000組

はつひのでに登記している企業やコミュニティ 10件

起業・開業に関わった社会的企業数　75件

鎌倉に誘致した社会的企業　３件

実証実験・プロジェクト数 11件

連携拠点　

・Soil work in Akiya village 神奈川県葉山町

・Megloo 神奈川県鎌倉

・Five Pillar Experience インドネシアバリ島

・ふむふむ　鹿児島県大崎町

☑️総務省の関係案内所一覧へ、神奈川県唯一の拠点として掲載

☑️鎌倉市サーキュラーアワード事業所部門にて奨励賞受賞

■活動紹介

私たちが提供する３つの機能

①関係案内・お店やプロジェクト立ち上げ相談

鎌倉でお店を開きたい、プロジェクトを立ち上げたい、こんなコミュニティと出会いたい。そんなニーズをお持ちの方に対し、関係案内人として地域のコミュニティや人をお繋ぎします。

関係案内人とは鎌倉市内外において”ヒト・モノ・コトとの関係（ご縁）”を繋ぎ、”共に何か”を醸す人たちです。その”何か” は、関わる方々それぞれによって色合いが変わります。“誰かの一歩がまち・地球をしあわせにする"という趣旨を理解し、行動することが特徴です。

②シェアオフィス（コラボレーションオフィス）

当施設では月額利用の法人登記が出来るシェアオフィス、一時貸切、1日ドロップインの利用ができるワーキングスペースとしても運営しています。施設内にはコミュニケーションが取りやすいように、大きなダイニングテーブルを置きました。

この場はただのワークスペースではありません。はつひのででは、ローカルなビジネスプロフェッショナルや起業家と直接交流できる独自のコミュニティが広がっています。

美味しいごはんとお野菜 水曜＆木曜

当施設ではこだわりを持ちながら、人と人との関係性を紡ぐ活動をされている、ちょっとユニークな農家さんや販売者さんと、パートナーシップを結び、毎週水曜に集まった方同士で一品を持ち寄って食卓を囲う”自炊の水無限めし”を開催しています。毎週木曜・金曜日は朝採れのお野菜＆卵販売もを開始しています。 

お米、お野菜と＆卵販売は鎌倉で活動する移動食材店「久遠くおん」の協力で開催。はつひのでに並ぶごはんや野菜は、健康第一に考えた減農薬や無農薬でつくられています。

③プロジェクト立ち上げ

◯なみおと盆踊り祭（企画立ち上げ/共同企画運営/デザイン監修全般/撮影監修）

鎌倉・稲村ヶ崎公園を舞台に、市民が企画運営を行う生演奏の盆踊り祭です。夕景の富士山と、稲村ヶ崎の波の音を味わいながら、盆踊り・ライブ・ダンスショーなどのステージパフォーマンスや、綿菓子・金魚すくいなど昔ながらの縁日、キッチンカーやマルシェが出店します。

◯リヴィさんのカレー（夢やチャレンジの応援）

NPO法人アルぺなんみんセンターという鎌倉の難民センターで普段生活しているスリランカ人のリヴィさん。将来日本でカレー屋さんを開業することを目指して、月１回（第三木曜日）カレーをみんなで食べる会を開いています。

◯材木座商店会お祭り手拭い（ブランド構築支援）

地域に住む人たちが1つにつながることを目指し、毎年行われている町内のお祭りに合わせて、オリジナル手縫いを作成しました。ご寄付をいただいた方、子供フェスティバルや子供神輿のお手伝いをいただいた方への返礼品です。

写真左：なみおと盆踊り祭　写真右：材木座商店会お祭り手拭い

■視察プランについて

学べること

・鎌倉市のまちの特徴、市民活動の活発化によるまちへの影響について

・関係案内を通した地域の繋がりづくりについて（関係人口や創造人口）

・新住民へのアプローチ、旧住民との関係性の構築について

関係案内所はつひので＠材木座では、これまでコミニティ作りを起点に、起業やプロジェクトの立案・伴走支援、ブランドづくりに取り組んできました。

本プランでは本施設の見学と、これまでの実績紹介に加え、関係案内人として地域内外と関わってきた私たちの考えるコミニティのあり方やまちづくりについてお話しします。

また、関係案内所はつひので＠材木座を運営する株式会社public and coでは墨田区立隅田公園にて、「墨田週末マーケット 墨の市」「すみだパークシネマフェスティバル」などの開催サポートも行っています。

鎌倉市にとどまらず、さまざまな地域と共創していくことを目指していますので、行政・民間問わず、地域に関わるさまざまな方に参加いただければ幸いです。

皆様からのお申し込みをお待ちしています。

写真左：墨田週末マーケット 墨の市　写真右：すみだパークシネマフェスティバル