大阪工場視察｜職人の技術が光る「へら絞り」専門加工メーカーの工場を見学

■会社紹介

青戸金属は創業以来69年間、金型を使用せず、金属板を回転させながら塑性変形させる「へら絞り（スピニング）」加工の専門メーカーです。

お客様から要求される試作や小ロットの製造、量産まで対応しており、加工面の均一や複雑形状など、付加価値の高い技術を蓄積しています。

また、業界ではいち早くレーザー加工機を導入し、現在では溶接、鈑金、3次元レーザー加工など、複合加工鈑金製品の生産をしています。

■へら絞りとは

へら絞りは、平面状あるいは円筒状の金属板を回転させながら、へらと呼ばれる棒を押し当てて少しずつ変形させる塑性加工の手法でありスピニング加工とも呼ばれます。

金属加工の中でもニッチな市場であり、切削加工と比べ材料の歩留まりが良く、加工精度が高く製品の表面状態も均一であり、作業者の熟練度によっては高い厚み精度を実現することができるなど様々な利点があります。

一方で、座屈（たわみ）や破断が発生しやすいため難易度の高い加工法です。

■視察内容

当社はものづくりの技術を日々磨くだけではなく、培ってきたものづくりの技術をどのように次の世代に残せるかを大切にしています。

その一つが「社外との共創」です。

様々な方との共創に取り組むことで、「ものづくりの楽しさ」を地域に届け、町工場と地域とが関りを持ち、持続可能な社会をつくる。その目標に向け、様々な活動に取り組んでいます。

本プランではその一環として、当社の製品・技術に興味をお持ちの方向けに、工場見学、へら絞りの実演、ワークショップを提供いたします。

視察受入れ可能日は当社HP（http://www.aoto-kinzoku.co.jp/）の新着情報で公開していますので、ご確認いただいた上でご予約ください。

皆様からのご参加、お待ちしています。

■視察詳細

①工場見学

照明装置、空調機器に使われている部品を製造する町工場でのものづくりの現場を体験・体感してもらえます。

②熟練技術者によるへら絞り実演

金属を回転させて塑性加工するへら絞り熟練の技をご覧いただきます。熟練の技術者は金属の状態を耳で、目で、手で感じながら加工しており、その様子に魅了される方も多いです。

③ワークショップ

へら絞り製品に名前などを印字します。

■海外視察について

見学の際に日本語通訳の同行があること

■その他・留意事項

・工場案内の際の、工場内の写真、動画の撮影は当社担当者にご確認ください。

・企業の場合、ホームページやどのような会社かを事前にご連絡ください。※競合他社の場合はお断りする場合があります。

・個人の方の場合はSNSをされている方のみとさせていただきます。※過去にで不適切な投稿をされている方はお断りする場合があります。

・稼働中の工場なので、油で滑らない靴でお越しくだい（スニーカーは可能ですが、サンダル、ハイヒール、または裏が革製で溝のない靴は滑りやすいので不可といたします）。

・無帽、半袖でも結構ですが、動きやすい汚れても良い服装でお越しください。

・見学者が事故した場合の保険はご自身でご加入ください。

・工場は男女兼用トイレで和式のみです。