大阪工場視察｜伝統産業「堺和晒」の生産現場見学、染体験が楽しめる視察プラン

■会社紹介

角野晒染株式会社は、堺市の地場産業である「手ぬぐい」の生産から染め、裁断まで、全て自社工場で一貫生産しています。

当社の特徴は、江戸時代から続く伝統的な加工法「和晒（わざらし）」で手拭いを生産で生産していることです。

和晒では、大きな釜で生地を約28時間かけて炊き上げます。綿本来の風合いを損なうことなく、優しい肌触りが特徴です。

伝統産業の普及にも取り組んでおり、2021年には多くの方に晒を染める楽しさを知ってもらうための体験工房をオープンしています。

■伝統産業「堺和晒」について

江戸時代から400年以上続く堺の伝統産業「和晒（わざらし）」は「堺和晒」と呼ばれています。

『和晒』で仕上げた生地は、昔からガーゼや赤ちゃんの肌着・オシメなどによく使われている、安心・安全な生地です。

大阪『堺』の石津川沿いには7軒の和晒工場があり、この7軒で日本の和晒の90％以上が生産されています。

洗えば洗うほどふんわりと柔らかくなる和晒の風合いは寝具に最適で、優しく柔らかい肌触りが特徴です。

■視察内容

工場見学と希望者には染体験を提供しています。

BtoB目的の視察で、商談と工場見学のみの方は無料で参加いただけます。手拭の染体験を希望される方は下記の詳細を確認・オプションを選択の上、予約してください。

また、染体験を目的とした一般の方の視察も受け入れ可能です。その場合、手拭の染体験料金（1,760円/1名）＋ガイド付き工場見学料金（1,100円/1名）を頂戴しています。

一般の方が予約される場合は、オプションの「一般の方の見学」を選択の上、予約をお願いいたします。

■手拭の染体験について

染体験では約37×90cmの手拭を染めていただきます。生地は他では手に入らない別織生地と呼ばれる特別な生地です。 

手ぬぐいの原反は、堺市の伝統産業である「和晒」加工で行われています。 

染め方は雪花絞りとタイダイ染雪花絞りから選んでいただけます。雪花絞りとは、生地を三角に折りたたみ、三角形の底辺や角を染料に少し浸ける染め方です。

染め終えた生地を広げると、かわいらしい雪の結晶のような花模様が出てきます。染料に浸ける深さ、浸ける時間によっていろんな形の結晶の花模様が楽しめる、人気の体験です。

手拭はその日に持ち帰り、お使いいただくことができます。

お子様や初心者の方でも、簡単に染めることが出来る体験ですのでぜひご参加ください。

■海外視察について

日本語通訳が同行の場合、対応可能