【秋田県外の方対象】【能代市コース】日本初の商業ベースの大型洋上風力発電所！

■視察プランについて【能代市コース】

●場所

・はまなす展望台（秋田県能代市字大森山）

●時間

・40分間

●内容

・はまなす展望台に上り、実際に洋上風車をご覧いただきながら、会社概要や事業概要を説明し、質疑応答も行います。

・展望台まで上がらずに地上広場での対応も可能です。

●料金（税込）

・  1～10名の場合：10,000円
・11～20名の場合：20,000円
・21～30名の場合：30,000円

※システム上、予約リクエスト時には1～10名の場合は1名、2～20名の場合は2名、21～30名の場合は3名で入力の上お申し込みください。

※小中学校、高校による課外授業の場合、料金が半額になります。オプションよりご選択ください。

※視察者全員が県内在住者の場合はこちらのプランからご予約ください。

■視察プランの注意点

●本視察は現地集合、現地解散になります。貸切バスやレンタカーをご手配ください。

●学校の児童・生徒以外は参加者名簿の提示を条件としています。氏名、企業・団体名、役職を全員分記載。様式は任意で構いませんので、予約リクエスト後にメッセージに添付してください。

●現場で緊急事態が発生した場合や、台風・豪雨等の自然災害が発生した場合、中止または延期させていただく可能性がございます。少ない人数で対応しているため、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

●上記理由で視察がキャンセルまたは延期になった場合の交通費、宿泊費等の費用につきましては、参加者各自での負担となります。本視察に関連する費用の保証は一切いたしかねますので、予めご了承ください。ただしその場合は、キャンセルポリシーに関わらず、キャンセル料は発生しません。

■企業紹介

秋田洋上風力発電株式会社は、日本国内で初の商業ベースでの大型洋上風力発電事業に取り組んでいます。

本事業は、秋田県が 2014 年に県内の再生可能エネルギーの導入拡大及び産業振興を目的として、同県が管理する能代港および秋田港の港湾区域において洋上風力発電事業者の公募を実施し、2015年2月に丸紅株式会社が事業者として選定されたものです。

その後2016年4月に特別目的会社として設立され、現在は秋田県内企業7社を含む13社の株主で構成されています。

着床式洋上風力発電所及び陸上送変電設備の建設完了後より、能代市を拠点に運転・保守を行っています。

株主：丸紅株式会社、株式会社大林クリーンエナジー、東北電力株式会社、コスモエコパワー株式会社、関西電力株式会社、中部電力株式会社、株式会社秋田銀行、大森建設株式会社、株式会社沢木組、株式会社加藤建設、株式会社寒風、協和石油株式会社、三共株式会社

■日本初の大型商用洋上風力発電所について

風況の良さから国内有数の風力発電の適地とされる秋田県で、2023年1月に日本初の大型商用洋上風力発電所が全面運転を開始しました。

2015年の事業者選定以降、2020年2月に着工、建設期間が約3年間と、約8年間かけて発電所の商業運転開始に至っています。

・名称：能代港・秋田港洋上風力発電所

・所在地：秋田県能代港、秋田港　港湾区域

・発電容量：約140MW＝4.2MW×33基（能代港20基、秋田港13基）

・総事業費：約1,000億円

・発電形態：着床式洋上風力

・売電先：東北電力ネットワーク

・売電期間：20年

■洋上風力発電について

洋上風力発電とは、陸上に設置されている風力発電とは異なり、 洋上に風車を設置する発電設備です。陸上適地の多くには既に発電設備が立地しており、これ以上の設置が難しい中で、今後の「2050カーボンニュートラル」実現に向けた切り札として注目されています。

洋上風力発電は陸上風力発電と比べ、安定的かつ効率的な発電や風車の大型化が可能となり、 欧州を中心に近年急速に普及していました。しかし、日本では洋上風力発電は国の補助金による実証実験など、ごく小規模な発電しか行っておらず、このような大型商用洋上風力発電は日本で初めての事業です。

海底に杭などの基礎構造物を設置してその上に風車を乗せる「着床式洋上風力発電」と、浮体の上に風車を乗せて発電する「浮体式洋上風力発電」の2つのタイプがありますが、本事業では着床式を採用しています。

■エネルギーのまちづくり

大型商用洋上風力発電の建設、操業を通じた地域振興や新たなサプライチェーンの構築といった経済波及効果も期待されることから、AOWでは自治体と連携し、「エネルギーのまちづくり」を官民一体となって推進しています。

風力発電を活用し、地域の産業振興や関連産業の立地、雇用創出、本地域への交流人口増加や関係人口の創出等に取り組んでいます。

詳しくは下記の代表インタビュー記事をご覧ください。

洋上風力発電商用運転の立役者(1)　日本初、洋上風力発電の商用運用を能代から

洋上風力発電商用運転の立役者(2)　地元の活性化なくして事業の成功なし

洋上風力発電商用運転の立役者(3)　日本における洋上風力発電の展望