小田原市:エネルギーの地産地消促進、被災時のエネルギー供給を支える地域マイクログリッド構築事業の紹介
@神奈川県 小田原市
1.5時間
1~6名
現地視察プラン
■地域マイクログリッドとは
地域マイクログリッドとは、地域内で発電から消費まで完結する「エネルギーの地産地消」を実現するシステムです。
「マイクログリッド(microgrid)」は「極⼩の送電網」という意味で、地域マイクログリッドを構築することにより、太陽光発電やバイオマス発電などの再⽣可能エネルギーによる発電から、蓄電池等を活用した電⼒量のコントロール、電⼒供給まで、全てを地域内で賄うことができます。
地域マイクログリッドの構築するメリットは、バイオマスなどの地産地消型再⽣可能エネルギーの導⼊を促進させることにとどまりません。
地震や台⾵などの災害により停電が発⽣した場合、平常時は電⼒会社等と繋がっている送配電ネットワークを切り離し、地域単独のネットワークに切り替えることで、被災時にも安定的に電⼒の供給を行うことができます。
■小田原市における地域マイクログリッド構築事業について
本市は脱炭素型の持続可能な地域社会の構築に向け、地域マイクログリッドの構築事業を展開しています。
本事業は令和2年度および令和3年度に経済産業省「地域の系統線を活用したエネルギー面的利用事業費補助金(地域マイクログリッド構築事業)」に採択され、推進しているものです。
まず令和2年度の補助金で採択された事業では、代表事業者の京セラ株式会社を始め、株式会社A.L.I. Technologies、株式会社REXEV、そして湘南電力株式会社と連携し、小田原こどもの森公園わんぱくらんどエリアにおいて、令和3年度までの2年間で地域マイクログリッドの仕組みを構築、令和3年秋より運用を開始しています。
新しく電線を敷設するのではなく、既存の配電線を活用すること、そして太陽光発電設備と蓄電池のみで一部のエリアの独立運用、安定した電力供給を行うことが本事業の特徴です。
令和4年5月30日には小田原こどもの森公園わんぱくらんどエリアに構築された地域マイクログリッドの発動・運用を想定し、実際に地域マイクログリッドエリアの一時的な解列、既存の配電網を活用した自律運用、及び系統への再接続の一連のフローに係る非常時発動訓練を実施しました。
一時的な解列を伴う地域マイクログリッド非常時発動訓練の実施は、国内初(京セラ調べ)の取り組みとなります。
また、令和3年度の補助金では東京電力ベンチャーズ株式会社と連携し、産業用蓄電池の平時活用と災害時を想定した市街地における強靭な地域マイクログリッドの構築に向けた、導入プランの作成を開始しました。
先に記載した小田原こどもの森公園わんぱくらんどエリアでの地域マイクログリッドの取組に加え、本事業によって地域の工場等の産業用蓄電池を活用した新たな地域マイクログリッドモデルの構築に取り組んでいきます。
今後も上記事業や関連する事業を推進することにより、小田原市内の再生可能エネルギーを充当する仕組みを構築し、エネルギーの地産地消による部分的カーボンニュートラル実現にも貢献していきます。
■視察プランについて
本市では、既存の配電網を活用した地域マイクログリッドの運用や、実際の運用を想定した非常時発動訓練の開催など国内において先進的な取組を公民連携により推進してきました。
本プランではそんな本市の地域マイクログリッド事業についてご説明いたします。
通常は市役所内会議室での説明のみとなりますが、小田原こどもの森公園わんぱくらんどエリアの現地視察も希望される場合はオプションを選択してください。
皆様からのご参加をお待ちしています。
非常時発動訓練の様子(写真左:マイクログリッド発動指示 写真右:マイクログリッド運用時の状況)
オプション追加料⾦
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小田原こどもの森公園わんぱくらんどエリアの現地視察 1団体 0円(税込)
現地見学(30分)※駐車場使用料1,010円/台
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追加視察:EVを活用した地域エネルギーマネジメント 1団体 0円(税込)
事業内容(20分)
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追加視察:脱炭素先行地域づくり事業 1団体 0円(税込)
事業内容(20分)
内容の詳細
視察名
小田原市:エネルギーの地産地消促進、被災時のエネルギー供給を支える地域マイクログリッド構築事業の紹介
視察名
小田原市:エネルギーの地産地消促進、被災時のエネルギー供給を支える地域マイクログリッド構築事業の紹介
カテゴリ
環境・エネルギー
カテゴリ
環境・エネルギー
キーワード
地域マイクログリッド
、公民連携
、防災
、再生可能エネルギー
、ゼロカーボン
、地産地消
、SDGs未来都市
キーワード
地域マイクログリッド 、公民連携 、防災 、再生可能エネルギー 、ゼロカーボン 、地産地消 、SDGs未来都市
定員
1名〜6名
定員
1名〜6名
所要時間
90分
所要時間
90分
料金
無料
料金
無料
申込期限
希望日の14日前程度
申込期限
希望日の14日前程度
実施⽇
日程調整により決定
実施⽇
日程調整により決定
視察内容
事業背景(30分)
事業内容(30分)
意見・情報交換(30分)
視察内容
事業背景(30分)
事業内容(30分)
意見・情報交換(30分)
講師紹介
当課所属職員が対応
講師紹介
当課所属職員が対応
その他
一方的な説明ではなく、双方の課題や取組状況について率直な意見・情報交換ができますと幸いです。
その他
一方的な説明ではなく、双方の課題や取組状況について率直な意見・情報交換ができますと幸いです。
集合場所へのアクセス
集合場所
小田原市役所
集合場所
小田原市役所
住所
〒250-8555 神奈川県 小田原市 荻窪300
住所
〒250-8555 神奈川県 小田原市 荻窪300
最寄駅
小田原駅
最寄駅
小田原駅
アクセス方法
■バスの場合
小田原駅東口から久野車庫・船原・小田原フラワーガーデン方面(2番のりば)→市役所前下車約1分
小田原駅西口から久野車庫・兎河原循環方面(2番のりば)→市役所前下車約1分
■徒歩の場合
小田原駅西口から約15分
小田急線足柄駅から約15分
大雄山線井細田駅から約15分
■車の場合
東名高速道路大井松田IC→小田原方面(国道255号線)→寺町信号右折(市役所けやき通り)→市役所
小田原厚木道路荻窪IC→小田原方面→小田原税務署西信号又は税務署前信号左折→市役所
アクセス方法
■バスの場合
小田原駅東口から久野車庫・船原・小田原フラワーガーデン方面(2番のりば)→市役所前下車約1分
小田原駅西口から久野車庫・兎河原循環方面(2番のりば)→市役所前下車約1分
■徒歩の場合
小田原駅西口から約15分
小田急線足柄駅から約15分
大雄山線井細田駅から約15分
■車の場合
東名高速道路大井松田IC→小田原方面(国道255号線)→寺町信号右折(市役所けやき通り)→市役所
小田原厚木道路荻窪IC→小田原方面→小田原税務署西信号又は税務署前信号左折→市役所
視察受⼊先の情報
小田原市環境部ゼロカーボン推進課
小田原市は「SDGs未来都市・モデル地域」「脱炭素先行地域」に選定されました。 現在、環境部ゼロカーボン推進課を中心に、民間事業者と公民連携事業を展開し、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、さまざま...