小田原市:「エネルギーと地域経済の好循環」脱炭素先行地域づくり事業による市街地活性化について
@神奈川県 小田原市
1.5時間
1~6名
現地視察プラン
■脱炭素先行地域の選定について
小田原市および東京電力パワーグリッド株式会社小田原支社は、環境省が全国の自治体を対象に募集する「脱炭素先行地域」に共同提案し、令和4年11月1日に選定されました。
脱炭素先行地域は、2050年カーボンニュートラルに向けて、2030年までに民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現するとともに、運輸部門や熱利用などの温室効果ガス排出削減についても、地域特性に応じて実現する地域です。
国は、少なくとも100か所の脱炭素先行地域を選定し、積極的な支援を通じて多様な地域における地域課題を同時解決し、住民の暮らしの質の向上を実現しながら脱炭素に向かう取組の方向性を示すこととしています。
今回選定された提案は、脱炭素を起点とした中心市街地の価値向上と地域経済の好循環の創出をテーマに、地産再エネや電気自動車などの地域資源を最大限活用し、配電網レベルでの需給バランスの確保と電力の地産地消の促進を図るものです。
提案内容の実現に必要な日本初のエネルギーマネジメントの仕組みを構築すべく、本市と、配電網を管理する一般送配電事業者である東京電力パワーグリッド株式会社は地域で脱炭素化に取り組む様々な主体と連携しながら、事業を展開しています。
■脱炭素先行地域づくり事業(5つの柱)の概要紹介
本市では、脱炭素先行地域づくり事業を展開するにあたり、「太陽光発電の拡大」「商店街の活性化」「EV宿場町の実現」「市民の環境配慮行動促進」「日本初の配電網レベルでのエリアエネルギーマネジメント」という5つの柱を設定しました。それぞれの取り組み概要は下記に記載しています。
この5つの柱を軸に、カーボンニュートラルを実現し、小田原市気候変動対策推進計画の目標である「再エネ5倍」、「EV普及率10%」に向けた基盤づくり、小田原市総合計画に基づく「地域経済の好循環」と「生活の質の向上」といった地方創生に貢献していきます。
①太陽光発電の拡大
本市では5年間で12,000kWの太陽光発電設備の新規導入を実現するため、重点対策加速化事業補助金、脱炭素先行地域づくり事業補助金、国の補助金の3種を組合せ、市全域の住宅、中規模・大規模施設を対象とした太陽光発電導入事業を展開しています。
②商店街の活性化
本市では省エネ対策を行なう事業者に対し、省エネ型設備への更新サポート、設備投資にかかる融資支援などを行う体制を整えました。省エネで削減した電力料金を原資に新規顧客獲得に役立つクーポンを発行するなど、省エネによって商店街が活性化する取り組みを展開しています。
③EV宿場町の実現
本市では通過型観光ではなく、滞在型観光を促進するため、周辺観光地から本市に立ち寄り消費に繋げる拠点として、観光客向けEV充電器・カーポート型太陽光発電を設置しています。また、鉄道等で来訪した方向けの二次交通手段として、EVタクシーの導入も行っています。
④市民の環境配慮行動の促進
本市では令和元年からモデル事業としてEVカーシェアを開始しました。また、再エネ100宣言に参加する企業と連携し、地産再エネの利用促進にも取り組んでいます。
⑤配電網レベルでの新たなエリアエネルギーマネジメント
本取り組みでは、既存の電力需給管理方法とは違う新たなエリアエネルギーマネジメントを目指し、小田原市全域において、配電網レベルで地域の分散型エネルギーリソースの最適活用を行うという日本初の新しい取り組みを展開しています。
■視察プランについて
本プランでは「脱炭素先行地域」として本市が展開している事業について、ご説明いたします。主な説明内容は下記のとおりです。
◯説明内容
・小田原市の概要
・本事業に取り組んだ背景
・小田原市が掲げる方針(総合計画/気候変動対策推進計画)
・脱炭素先行地域づくり事業(5つの柱)の詳細
・今後における事業の進め方
小田原市環境部ゼロカーボン推進課エネルギー事業推進係では本事業以外にもEVを活用した地域エネルギーマネジメントや地域マイクログリッドの取り組みも行っていますので、合わせてご案内を希望される場合はオプションを選択して下さい。
皆様からのご参加、お待ちしております。
内容の詳細
視察名
小田原市:「エネルギーと地域経済の好循環」脱炭素先行地域づくり事業による市街地活性化について
視察名
小田原市:「エネルギーと地域経済の好循環」脱炭素先行地域づくり事業による市街地活性化について
カテゴリ
環境・エネルギー
カテゴリ
環境・エネルギー
キーワード
ゼロカーボン
、再生可能エネルギー
、EV
、脱炭素先行地域
、SDGs未来都市
キーワード
ゼロカーボン 、再生可能エネルギー 、EV 、脱炭素先行地域 、SDGs未来都市
定員
1名〜6名
定員
1名〜6名
所要時間
1.5時間
所要時間
1.5時間
料金
無料
料金
無料
支払い方法
請求書後払い
支払い方法
請求書後払い
申込期限
希望日の14日前程度
申込期限
希望日の14日前程度
実施⽇
日程調整により決定
実施⽇
日程調整により決定
視察内容
事業背景(30分)
事業内容(30分)
意見・情報交換(30分)
視察内容
事業背景(30分)
事業内容(30分)
意見・情報交換(30分)
講師紹介
当課所属職員が対応
講師紹介
当課所属職員が対応
その他
一方的な説明ではなく、双方の課題や取組状況について率直な意見・情報交換ができますと幸いです。
その他
一方的な説明ではなく、双方の課題や取組状況について率直な意見・情報交換ができますと幸いです。
オプション追加料⾦
-
追加視察:EVを活用した地域エネルギーマネジメント 1団体 0円(税込)
事業内容(20分)現地見学(30分)※駐車場使用料1,010円/台
-
追加視察:地域マイクログリッド 1団体 0円(税込)
事業内容(20分)
集合場所へのアクセス
集合場所
小田原市役所
集合場所
小田原市役所
住所
〒250-8555 神奈川県 小田原市 荻窪300
住所
〒250-8555 神奈川県 小田原市 荻窪300
最寄駅
小田原駅
最寄駅
小田原駅
アクセス方法
■バスの場合
小田原駅東口から久野車庫・船原・小田原フラワーガーデン方面(2番のりば)→市役所前下車約1分
小田原駅西口から久野車庫・兎河原循環方面(2番のりば)→市役所前下車約1分
■徒歩の場合
小田原駅西口から約15分
小田急線足柄駅から約15分
大雄山線井細田駅から約15分
■車の場合
東名高速道路大井松田IC→小田原方面(国道255号線)→寺町信号右折(市役所けやき通り)→市役所
小田原厚木道路荻窪IC→小田原方面→小田原税務署西信号又は税務署前信号左折→市役所
アクセス方法
■バスの場合
小田原駅東口から久野車庫・船原・小田原フラワーガーデン方面(2番のりば)→市役所前下車約1分
小田原駅西口から久野車庫・兎河原循環方面(2番のりば)→市役所前下車約1分
■徒歩の場合
小田原駅西口から約15分
小田急線足柄駅から約15分
大雄山線井細田駅から約15分
■車の場合
東名高速道路大井松田IC→小田原方面(国道255号線)→寺町信号右折(市役所けやき通り)→市役所
小田原厚木道路荻窪IC→小田原方面→小田原税務署西信号又は税務署前信号左折→市役所
視察受⼊先の情報
小田原市環境部ゼロカーボン推進課
小田原市は「SDGs未来都市・モデル地域」「脱炭素先行地域」に選定されました。 現在、環境部ゼロカーボン推進課を中心に、民間事業者と公民連携事業を展開し、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、さまざま...