植生景観の復元のスペシャリストを育成する森林再生指導員研修

■団体紹介

一般社団法人Silva（シルワ）は、「次の世代に続く、持続可能な緑の復元」という理念のもと、土地本来の植物による森づくりや緑化活動を行う非営利型法人です。

多くの専門家と協力し樹木・土壌など多角的なアプローチから研究・改善を行うなど、植生復元のプロフェッショナルとして日々活動しています。

Silvaの森づくりは50年前から宮脇先生（横浜国立大学名誉教授）が実践し、国内外で認められた方式を継承・発展させてきたものです。

従前のマウンド造成ではなく、土壌の生態系を半年～1年で回復させ、既存の景観を改ざんせず、植樹用のマウンドとして整える「生態系機能回復式　植生復元」を現在展開しています。

その土地に合った植物をベースにした森づくりには科学的な処方箋が必要で、Silvaはそれに答えられる組織です。

事業は「森林再生コンサルティング」「森林再生」「植生調査」「森林教育」の4つに分類され、すべての事業の循環によって、土地本来の植物による森林を後世に残すべく活動しています。

■森林再生指導員とは

森林再生指導員とは、 植生景観の復元のスペシャリストである非営利型一般社団法人Silvaの提供する認定制度です。

緑化対象地の地形・地脈を把握し、土地本来の植生を理解し、開発により失われた古来の森を再生指導する事の出来るアドバイザーを増やすことを目的とする入門編の基礎研修となります。

尚、本講座及び認定制度は国連主導の「持続可能な開発目標（SDGs）」 宣言の11項目を実践する講座となります。

■プランについて

近年、便利さや合理主義の下に人為的干渉により大規模に自然が失われ、地形をも変える規模の開発が行われてきました。けれども、私たち人間が生きていくには、健全な生態系の営みによる安全な空気や水、土壌が必要不可欠です。

その生みの親となる「森」が姿を消すことは、自分たちの生き場を失うことに直結します。

あとから来るもの達のために、いま私たちが残すべきものは「森」なのです。その為、「森」の役割や機能を理解する人を少しでも増やさなければなりません。

この講座を修了すれば、あなたも森林再生の入門編の基礎を修得できるでしょう。

今まで緑化活動にふれたことのない方でも登録の出来る様、分かりやすい講習と実地研修を基本としています。

また、各種論文・卒業論文（インタビュー・環境体験・植生調査・土壌動物調査）の作成/AO入試対策に環境貢献体験（植生調査・土壌動物調査）を希望される方は、本金額から割引した金額でサポートいたします。

皆様からのご参加、お待ちしています。

◯この認定制度で出来ること

・何故森林が重要なのか

・土地本来の森の意義

・森の成り立ち

・森づくりの手順(植樹方法)

・土壌生物の働き

・疲弊した大地の治療法

・庭等の身近な環境への応用

・風の草刈り方法(育樹方法)

◯講座詳細

本講座は実地研修を基本とし、環境省公認の森林再生専門家の指導の下、説明を受けながら体験を積み重ねていただきます。

当法人が定める研修日、計4回の座学と現場研修を受講いただきます。

その後、筆記試験を受けていただき、80点以上の方が合格となり認定証を授与されます。

認定式後も5日目のオンライン補習を実施し、現場研修を全員で復習します。

◯スケジュール

開催時間帯10：30～15：30

現場での実修講座：4日間

オンライン補習講座：1日間

１日目：9月7日土曜日(雨天予備日9月8日日曜日)　植物観察・植生調査　※雨天時は、8日実修カリキュラムへ切替え

２日目：9月8日日曜日　野外基礎学習・実修

３日目：9月14日土曜日　野外基礎学習・実修

４日目：9月15日日曜日　試験＆認定式

予備日：9月16日祝・月曜日　※警報時の予備日

５日目：オンライン補習講座

※合格者へは、全課程終了後、補習のオンライン講座を実施します。

日程は、認定後に合格者と調整し決定します。

※藤原相談役/川下代表理事/中村理事等の講師の経歴は、以下をご覧下さい。

 メンバー紹介 - 植樹で土地本来の森を再生！Silva【シルワ】公式ホームページ