磐田市危機管理課：ワンコイン浸水センサ実証実験について

■取組概要

磐田市は2023年度より、激甚化・頻発化する豪雨災害に備え、道路冠水などをリアルタイムで観測するワンコイン浸水センサーを、国土交通省の実証試験のモデル地区として試験導入しました。

ワンコイン浸水センサーは、縦5㎝/横3㎝ほどの箱形で、本体に付属する通信装置からのアラート信号を、web上で確認する仕組みとなっています。現在、市内10か所の道路のそばに設置しています。

当市では2022月9月の台風15号に伴う豪雨により、建物の浸水被害や道路冠水が多発。被害が夜間の発生だったため、市では被害情報の収集が思うように進められなかったという経験があります。

今後はワンコイン浸水センサーで冠水・浸水状況をいち早く把握し、早めの避難呼びかけや道路の通行止めなど、災害対応の迅速化につなげていきます。

市内に設置したワンコイン浸水センサー

■視察内容

本プランでは国土交通省との協議内容、機器の選択・取付工事、通信状況、今後の予定などをご説明いたします。

行政による「公助」の取組にくわえて、自分の身は自分で守る「自助」や、近所の人と助け合う「共助」による取組を進めることが求められる現代において、当市の取り組みが皆様のご参考になれば幸いです。

皆様のご参加、お待ちしています。

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