東京都唯一の村、檜原村で里山のにぎわいを取り戻すために活動する「さとやま学校・東京」の取組を紹介

@東京都 西多摩郡檜原村

2時間

3~20名

東京都唯一の村、檜原村で里山のにぎわいを取り戻すために活動する「さとやま学校・東京」の取組を紹介

現地視察プラン

■団体紹介

NPO法人さとやま学校・東京は、東京都西多摩郡檜原村の集落「藤倉」で、魅力的な檜原村・藤倉の文化や自然の継承と里山のにぎわいを取り戻すための活動をしています。

 

事業としては課題解決事業、収益と雇用創出事業の2つを展開しており、課題解決型事業では、ボランティア活動を中心に、伝統(生活)文化の継承、古民家と斜面畑の再生に取り組んでいます。

 

収益と雇用創出事業では、2022年に廃校となっていた旧藤倉小学校を改修した泊まれる学び舎「藤倉校舎」を中心に、農泊をはじめとする観光振興、現地資源の活用に取り組んでいます。

 

それぞれの活動詳細は下記のとおりです。

 

 

 

◯課題解決型事業

農業・食文化:遊休農地になっていた斜面畑の再生、山菜などの山の幸や、雑穀、在来作物を使った地域の食文化継承活動

建築・土木系:廃校・古民家、空きスペースなどを、現地材料を使い改修し、コミュニティー施設、観光施設などとして運営

環境美化活動:道路清掃など

地域サポート活動:伝統文化・芸能の継承を目的に、お祭りなど地域活動サポート

調査研究:地域の暮らし、文化、歴史、自然などを調査研究するとともに地域に関する資料の整理保存を行う

 

左:斜面畑を整備する様子 右:斜面畑から望む藤倉の景色

 

 

 

 

◯収益と雇用創出事業

施設貸出:藤倉校舎を一棟貸しの農泊の提供、 教室利用、撮影利用などのイベント貸出

体験プログラムの提供:農業体験、さとやま料理、ガイドハイク、プチレクチャーなど

イベント主催事業:農と食のワークショップ、古道ハイク、親子キャンプなど 

コミュニティカフェ運営:地域の人と街の人との交流スペースとして運営(予定)

 

旧藤倉小学校を改修した泊まれる学び舎「藤倉校舎」

 

 

 

 

■檜原村の紹介

当団体が活動する檜原村は、東京都の多摩地域西部に位置し、東京都の島しょ部(伊豆諸島及び小笠原諸島)を除くと、唯一の村です。

 

令和5年6月現在の人口は2,003人。全国に60しかない人口比の50%以上を65歳以上が占めている限界自治体の一つで、少子高齢化が大きな課題となっています。

 

地理的特徴としては東京都の市区町村で3番目に広い面積を持っており、面積の80%は国立公園に指定される貴重な自然が広がる地域です。

 

春のツツジや夏の豊かな森林の緑、秋の紅葉といった四季折々の美しい風景に加え、日本の滝百選の「払沢の滝」、都指定天然記念物「神戸岩」、日帰り入浴ができる温泉「数馬の湯」、自然教室や木工体験ができる「檜原都民の森」、歴史ある山岳古民家「小林家住宅」、奥多摩三山などのハイキングコースなど、東京都内とは思えないほど大自然を満喫できます。

 

また、檜原村には大別すると能系統に属する「式三番」、神楽系統に属する「神代神楽」「祭り囃子」、獅子舞系統に属する「太神楽」「獅子舞」などの郷土芸能があり、中には、東京都無形民俗文化財に指定されているものもあります。

 

左:秋の藤倉集落 右:東京都無形民俗文化財の指定もされている藤倉獅子舞

 

 

 

 

■視察プランについて

当団体は少子高齢化が原因で地域の課題となっている、文化や自然の継承・保全、里山の環境・景観保全に取り組んできました。

 

当初はボランティア活動として行っていましたが、活動を持続可能なものとするため、2022年からは収益事業にも着手。

 

現在は廃校をリノベーションした施設「藤倉校舎」を活用した農泊受け入れや施設貸出、藤倉の豊かな自然や文化を活用した環境教育、体験プログラムの提供など、活動の幅を広げています。(藤倉校舎の概要は、https://fujikura-kosha.com をご覧ください。)

 

全国には当団体と同じく、地域貢献を目的として活動されている方々も多くいらっしゃると思いますが、その多くの方が活動を持続していくための収益化に課題を感じているのではないでしょうか。

 

当団体も収益化に向けた活動を始めたばかりではありますが、本プランに参加いただいた方々には現在までの当団体の取り組み、感じている課題、今後の展開など、私たち自身の悩みも含め、共有させていただきます。

 

また、地域文化や自然の継承・保全、廃校活用・耕作放棄地の利活用といった地域資源活用について、興味があるという方向けに、各事業の取り組みもご紹介させていただきますので、お気軽に参加いただければ幸いです。

 

皆様からのご参加お待ちしております。

 

1泊2日で開催した親子キャンプの様子

内容の詳細

視察名

東京都唯一の村、檜原村で里山のにぎわいを取り戻すために活動する「さとやま学校・東京」の取組を紹介

カテゴリ

地域活性化

キーワード

里山づくり 、耕作放棄地 、伝統 、廃校活用 、環境 、観光 、農業 、食 、農家民泊

定員

3名〜20名

所要時間

1時間30分

料金

一般
2,000円/1人
学生
1,000円/1人

支払い方法

請求書後払い 、銀行振込

申込期限

希望日の2週間前までにお申し込みください。

実施⽇

平日優先(休日についてはご相談ください。)

視察内容

見学(15分)
取り組みの説明(45分)
質疑応答(30分)

講師紹介

川上玲子(NPO法人さとやま学校・東京 理事長)

その他

視察と同時に、ご宿泊、ご飲食、その他の里山体験をご希望される方は、メッセージでお知らせください。

集合場所へのアクセス

集合場所

NPO法人さとやま学校・東京事務所(藤倉校舎) 

住所

〒190-0202 東京都 西多摩郡檜原村 藤原4814

最寄駅

JR五日市線/武蔵五日市

アクセス方法

JR五日市線「武蔵五日市」駅下車
西東京バス「藤倉」行きバス50分→藤倉バス停より上り坂10分
https://fujikura-kosha.com/access/

視察受⼊先の情報

NPO法人さとやま学校・東京

東京の奥座敷・檜原村の「藤倉(ふじくら)」という集落の一角に、時の流れが止まったように佇む小さな廃校があります。 ここはかつて地域の子どもたちのために村人自身の手によって建てられ、多くの子どもたちが...

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東京都唯一の村、檜原村で里山のにぎわいを取り戻すために活動する「さとやま学校・東京」の取組を紹介

@東京都 西多摩郡檜原村 | 2時間 | 3~20名

プラン基本料⾦

x 3

6,000 円(税込)

2,000

合計