東日本大震災の経験から生まれたアクティブラーニングプログラム「決断のワークショップ」

@岩手県 上閉伊郡大槌町

120分

10~10名

東日本大震災の経験から生まれたアクティブラーニングプログラム「決断のワークショップ」

現地視察プラン

■団体紹介

一般社団法人おらが大槌夢広場は、2011年3月11日に起きた東日本大震災により、市街地の6割近くが壊滅するという激甚な被害を受けた岩手県大槌町で活動する団体です。

 

当団体は、町民・専門家を含めた幅広い知識と行動力を結集し、町づくりに関する事業を行うことで、観光業・商工業・農水産業の発展と、それらの担い手である大槌町民の生活再建に寄与する事を目的に活動しています。

 

発足当時は「今」を支える活動として、震災で低下した行政機能の補完事業等を行なってきましたが、徐々に、「町を育てる人を育てる」ための「未来」を見据えた活動へと事業をシフトし、外部への情報発信強化、地場産業やツーリズムの活性化、町民の起業独立支援等、活動の範囲を広げてきました。

 

20歳からアラフォーまでの若い世代の町民と、スパイス役の「よそ者」が混ざり合うことで、おらが(方言で我が家の意味)の未来=大槌の未来を造り上下ていくことを目指しています。

 

左:被災した旧町役場庁舎 右:震災後に整備された防潮堤

 

 

 

 

■プラン紹介

本プランは大槌町民がリアルに体験した、被災時や復興期の正解のない課題に対して、自分の思いを発信し、多様な意見に耳を傾け、最終的に決断を下す「決断のワークショップ」を行います。

 

参加者にはまず、インプットとして、当団体の提供する語り部ガイドに参加いただき、大槌町をガイドと回りながら、震災の時に何があったのか、復興の課題は何か、暮らしを再建させるということはどういうことなのか、について見て・考え・理解を深めていただきます。

 

その後、5人前後のチームに分かれ、実際に被災時や復興期に町民が直面した、正解のない課題について話し合い、決断するワークショップを開催。

 

自らの考えをアウトプットしながら答えを探していくことで、復興の難しさや、決断に必要な覚悟について体感できる内容です。

 

こうしたアクティブラーニングのプロセスを経ることで、思いや決意、学びがしっかりと定着し、一人ひとりの未来の行動、生き方、価値観の変容を得られるはずです。

 

学校の校外学習や修学旅行、企業・団体の研修など幅広く対応しています。皆様からのご参加をお待ちしております。

 

 

 

 

■当日のスケジュール例

1. 大槌町文化交流センター、もしくは町内のご希望の場所にてガイドと合流し、センター内にて、震災資料/ビデオ視聴(約30分)

※火曜日は、センター休館日のため見学はできません。

 

2. 旧役場跡地へ移動、黙祷とガイド(約20分)

被災した役場庁舎跡地にて黙祷。ここで何が起こったのかを知り、あの日の出来事を自分ごとに落とし込みます。

 

3. 高台より復興現場を一望(約20分)

被災時に避難場所としても機能した高台より町の中心部を一望し、復興の現実を見つめます。※バス利用時はこの行程は省きます。

 

4. 蓬莱島(約15分)

井上ひさし「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなったと言われている島。島にまつわる町民の面白い思い出話や、幾度の津波を乗り越えてきた先人たちの話を聞き、なぜ大槌人がこの町にこだわり続けるのかに思いを馳せます。

 

6. ワークショップ(120分)

5人前後のチームに分かれ、二社択一の正解の無い課題に対し、役割を決めた上で自分自身の意思表示、思いの共有、チームでの決断を出すための話し合い、全体への発表を行います。課題は3回。1回30~40分程度で行います。

 

 

 

 

■参加者の声(抜粋)

・授業ではほとんど発言をしない生徒までが、全員発言しグループディスカッションに参加していたのに驚いた(高校教師)

 

・修学旅行の初日であったにも関わらず、事後の感想で一番多く語られていた。行く前は、中学生には難しいかと思っていたが、逆にこの年代でこのような体験ができたことはとても良かったと感じでいる。(中学教師)

 

・テレビやインターネットで見たのとは全く違った。被災した人一人ひとりに思いがあって、だから復興は難しいんだと感じた。(高校生)

 

・自分で決めることがこんなに難しいとは思わなかった。(高校生)

 

 

 

■ワークショップの一例(3分40秒頃〜8分40秒頃まで)

内容の詳細

視察名

東日本大震災の経験から生まれたアクティブラーニングプログラム「決断のワークショップ」

カテゴリ

防災・危機管理

キーワード

東日本大震災 、復興 、人材育成 、研修

定員

10名〜◯名
※10名様以下のご予約も対応可能です。その場合、最低金額の55,000円を頂戴します。

所要時間

120分

料金

5,500円/1人

支払い方法

請求書後払い 、銀行振込

申込期限

希望日の◯前

実施⽇

◯◯

視察内容

大槌町文化交流センター、もしくは町内のご希望の場所にてガイドと合流
センター内にて、震災資料/ビデオ視聴(約30分)
旧役場跡地へ移動、黙祷とガイド(約20分)
高台より復興現場を一望(約20分)
蓬莱島(約15分)
ワークショップ(120分)

講師紹介

◯◯

受⼊必須条件

◯◯

その他

◯◯

集合場所へのアクセス

集合場所

大槌町文化交流センター

住所

〒028-1117 岩手県 上閉伊郡大槌町 末広町1-15

最寄駅

三陸鉄道大槌駅

アクセス方法

■ガイド合流場所
◯車/貸切バスでお越しの方:大槌町文化交流センター
※県道280号線沿い セブンイレブン横

◯三陸鉄道でお越しの方:大槌駅
※その他、町内ご希望の場所での合流も可能です。ご相談ください

視察受⼊先の情報

一般社団法人おらが大槌夢広場

東日本大震災により激甚な被害を受けた岩手県大槌町において、町民・専門家を含めた幅広い知識と行動力を結集し、町づくりに関する事業を行い、観光業・商工業・農水産業の発展と、それらの担い手である大槌町民の生...

5,500 円(税込) / 名

予約人数

10

合計

55,000円(税込)