地域の人たちと共に創り上げたシェアハウス"いとくる"について

■施設紹介

岡山県真庭市の最東部の集落、余野地区。

美しい田園風景が広がる人口300人程度の地域で、地域の人たちと一緒に古民家を改装してシェアハウスを始めました。

最大定員3名のコンパクトなシェアハウスで、田舎の資源を活用した地域振興プロジェクトも続々生まれています。

仕事と生活が溶け込んだ「暮らし」を見つめ直すシェアハウスです。

■シェアハウスが生まれたプロジェクト"よすが"について

2020年4月、古民家改修のプロジェクト"よすが"がスタートしました。

"よすが"とは「縁」や「拠り所」の意味。

プロジェクトを通して、関わる人の拠り所になるように！という思いを込めて名付けられました。

このプロジェクトには、地元の高校生たちや知り合いの方など約50人以上の方に改修協力を依頼。木材の運搬から床や天井の剥ぎ取りといった大がかりな作業を通じて、約2年がかりで古民家を改修しました。改修を進めていく中で近隣の小学生・高校生、地域の人ともつながりが生まれ、まさにこのプロジェクトがベースに拠り所となっています。

現在、古民家はシェアハウス"いとくる"として運営し、入居者と地域の方々とのイベントや食事会も開催しています。

シェアハウスの名前である「いとくる」は、「運命の糸をたぐり寄せ人の縁が繋がる場所であってほしい、地域にある資源を有効活用し人と人との繋がりが生まれる『交差点』や『通過点』になってほしい」という願いも込められて命名しました。

リノベーションには近隣の高校生も手伝いに来てくれました

■プラン内容について

本プランでは、シェアハウス"いとくる"の施設紹介、古民家改修プロジェクト"よすが"のご説明を中心に、目指している世界観"田舎の生活と仕事が溶け込む暮らし"についてもお話させていただきます。

特に、以下のような方に来ていただきたい内容です。

・地域で新しく事業を始めたいプレイヤーの方

・新しい価値観の生活に興味のある若い世代

・地域のコミュニティ運営に携わっている自治体関係者